もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

長男、明日の用意ができない

発達凸凹さんたちは、基本「準備」が苦手だ。

先のことをあんまり考えないからなのかなぁ。
かっこよく言えば、「今をいきる」彼ら。

次男も小学校に入って、席を立つということに加えて、お帰りの用意を速やかにできない、という課題が結構大きかった。

長男は、小学校当時、まったく発達障害であるということに気づいていなかったが、今にして思えば、いつもお帰りの準備が遅かった。

それはサッカー部でのこと。長男は小学校1年から6年まで、スポーツ少年団に所属していた。

試合に行った帰り、ユニフォームから練習着に着替えたり、スパイクを脱いでトレーニングシューズに履き替えたり、それらとボールをリュックにしまったりという、作業が必ずある。

いつも遅い。

お友達と話しているか、ぼぅっとしているかで、なかなか服を着替えない。お友達は、話しながらでも作業をしているのに、だ。
お友達が服を着替え、荷物をリュックにしまって、もう帰れるようになっているのにも関わらず、まだユニフォームのままということも多かった。
小学生ということもあり、おなじような子供が数人いたので、あまり目立ちはしなかったが。

おっそいなぁーと内心舌打ちしたものだ。

とっくにみんな帰ってんで!!と毒づきたくなった。他のお母さんがいる手前、なかなかそんな姿を見せられなかったが。
のんびりおしゃべりしているお母さんたちも一部いたので、その中に混ざりながら辛抱強く待った。

さて、学校へ行く準備と言えば。

朝になってから、支度をする。慌てる。忘れものをする。
の悪循環を繰り返した結果。
長男は、全部の教科を全て常にランドセルに詰めておき、全部持っていくというウルトラC的な作戦を編み出した。
重量感ヤバすぎやろ。

なんて合理的なやつだと思っていたものの、今にして発達障害やからかぁ、なんて膝を打つ。

うーん、その対策法、科目の少ない小学校だから、まぁ効果あったけど、中学校では無理やねー。
中学校になった今は、相変わらず、朝必死で詰め込んでいる。そして、忘れ物をする。いい加減、前日にやれよ!!