もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

次男、日記の課題が苦手すぎる

小学校ってなんかやたらと日記の課題が出る。

日記ってそんなパーソナルなもの、課題にして提出して、見せるなんておかしくない?ってそもそも論を言いたくなる。

でもこれだけ日記の課題が出るってことは、学習指導要領とかに入ってんだろうなと思う。知らんけど。

日記じゃなくて作文で良くない?ってまたまたそもそも論。

なぜかというと、発達凸凹さんは「自由に」が苦手だ。だから、自由に書く日記は当然苦手。
どれだけ書くという決まりもなければ、段落わけや規則もなし。必ず書かなきゃいけないものもなければ、1日のどこからどこまでを書けばいいのかもよくわからない。わからないから、書きたくない。いざ書こうと思っても、ノートとずっとにらめっこ状態になる。

週末に出されることの多い日記の課題。そうなると対象は、金曜日、土曜日、日曜日があるけどどの日を選ぶの?
土曜日にお出かけしたら、その1日分全部書くの?

例えば、動物園に行きましたという日記だとする。すると、○○県にある○○動物園にいきました。動物園には、○○時の○○電車に乗っていきました。最初にぞうをみました。そのあとはライオンをみました。次はキリンをみました。その次は、カンガルーをみました。そのまた次は、……のような具合。
真面目か!!
真面目で、省略すべきところがよくわからないのだ。その日記いつまで続くん?みたいな。

昨日は、シュワちゃんプレデターという古い映画をみたので、そのことを書こうとしていた。これもぎわちんさんの動画で知ったらしい。

いつまで経っても書くの終わらんけど、どうなってるんやろうと思って見てみると、出演者数人の名前から始まり、あらすじをWikipediaで確認しながら、書いている。もうすでに3ページ目くらいに突入してる。そこまで書いてもあらすじは、まだまだ序盤。

マジかーーー。こんなん何ページいるねん(笑)
これじゃ収集つかんなー。

本人も、

Wikipedia印刷してノートに貼り付けたほうがいいやん」

と言う。

そうなんですよ!
だから、そんなのは、日記ではないのです!

「もうどうしたらいいのかわからへん」

と泣く。

泣くなよー。たかが日記やんけ。と言いたいのはやまやまなのだが、本人が真面目に取り組んでいるので、むげにもできず。

発達凸凹さんには、ばくぜんと、まんぜんと日記を書いてくるようにと、指示しても無理なのです。
具体的に4年生なりの、日記というものを具体的に教えてから、課題にしてほしーなーと思うのです。

「○○ちゃんが、やったことだけ書けばいいねんで。これは、○○ちゃんじゃなくって、シュワちゃんがやったことやろ。Wikipediaは、先生が自分で見るから、○○ちゃんが書かんでいいねんで。とりあえず、あらすじの続きは・・・で済ましときーやー」

「いやや、あらすじ最初の方だけにするのいやや。最後まで書きたい」

とか

「最後どうなったか先生に教えたらなあかん」

などと引かない。

今までに書いたところからなんとか繋げたらええやんっていろいろ提案したけど、どうも納得いかないようなので、結局一から書き直して、なんとか完了。

なに書くかってことを考えはじめてから、書き終わるまで数時間かかってんねん。日記はもうかんべんしてほしい。