もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

絵画教室からの通告

もう何年も通っている次男の絵画教室。

次男が、マスクをしないことを理由に、いつもの教室にこないように通告された。
正確には、来たいならマスクを必ずつけることだ。

でもできないんだもん。来るなって言ってるのと一緒じゃん!!

ひとえに悲しい。

マスクをしないわけじゃなく、できないのだ。
本人だって、毎回毎回注意されるのは嫌だ。
だけど、できない。
発達障害で、皮膚の感覚過敏のある人は、マスクをできないことが多い。
それは、WHOも厚生労働省も認めている。
そのような人たちにマスクを強要しないことを。
代替手段に変えることを。

だけど、現実にはそんなことほとんど認められない。

教室にも、パーテーションをつけることを提案した。絵画教室なんだもん、ほとんどお話しなんてしない。

でも認められない。
だって、「他のご家庭が、認めないから」。
「他のご家庭の事情があるから」。

うちにだって事情あるわい!!

土曜日の午前中1時間だけなら対応できます。その時間は、生徒はひとりだけです。

いつもは、2時間なのに1時間?
マンツーマンだから仕方ないです。

マンツーマンって。
絵描くのに、ひと筆ひと筆ずつ指導するわけじゃないんだから、マンツーマンって特別に良いことってある?

特別に対応してもらったんだからよかったじゃないの、と言う向きもあるかもしれない。
他には、障がい者なのに、そんなにしてもらえてよかったじゃないの。とか、
普通の人の方が、多数派なんだから、それに合わせるのが当然でしょ。とか。

いつだって、少数派は脇においやられる。
脇においやられた少数派は、ますます人の視線の中には入らない。

母は無力です。君が傷つくことや君が落胆することや君が必要以上に特別扱いされることから守ってやることができません。