もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

あいかわらず時間の感覚がない兄弟

うちの発達凸凹兄弟は、そろって時間の感覚がない。
まぁ夫の指摘では、わたしもだけど。

だから兄弟を揃ってつれていくときは、時間どおりに出て、時間どおりに到着することが非常にむずかしい。

きのうは、次男のスイミング。

水着をあらかじめ家で着ていく。
スイミングについたら服を脱いで帽子とゴーグルをつけるだけにしておく。

よって、家では、16:45には服を着替え始め16:50に家を出る。17:00にはスイミングにつく。予定。

だから16:30くらいから少しずつ予告を始める。

「あと15分で着替え始めなきゃいけないよ」

「うん」

次男は学校から帰ってきて、宿題を終わらせている。最近はそれが毎回できるようになっている!!成長。それから動画視聴に入る。わたしが帰宅するときはちょうどその最中。

目下動画に夢中。でも一応ちゃんとあと少しで終了して、服を着替えて出なきゃいけないことがわかっている。5分前にもう一度予告。

いざ、着替え始める時間。

「○○ちゃん、もう着替える時間だよ」

ややあってもそもそ自分の城から出てくる。

「うーん、トイレいってくる」

よもや??大のほうですか?

「もしかして?うんこ?」

「うん、そう」

はぁ?いまいきなりいきたくなったんちゃうよね?たぶん前から絶対いきたかったやん。ギリギリになってから言うなよー。泣

時間配分!!

できないとおもってはいるが、実際にそうなると、いーーーー!!ってなる。泣

さっきあと5分だよって言ったときに行っとこうよー。
大便に要する時間は、個人差はあるだろうが、彼の場合やはりそれなりに時間がかかる。5分から10分。

「もうパンツはかなくていいから、水着きて服きてきなさい!!」

と水着をわたす。

あー、やれやれ。

トイレをせかして申し訳ないと思うものの、イライラしてまつ。

そうこうするうちに、

「俺も整形外科連れてってー」

と長男。

は??まだ学校のジャージ姿やろが。

彼の整形外科は、5:30から。自転車で行くとばかり思っていた。いつもどおり。
行くなら、スイミング行って、戻ってきてからでは間に合わないので、スイミングに出掛ける次男と一緒に出掛けなければならない。

「はぁ?車で行くの?今すぐ服着替えて用意すんのむりやん。もうスイミング出掛けるねんけど」

「嫌だあ!!連れてってー!!急いで着替えるから!!」

はやくも長男はパニックになりかけている。

はーあ。嘘やろ。今言うか!!
ここで拒否ったら彼のパニックは最高潮になる。のは目に見えている。

「じゃあ急いで!!」

次男の準備がおわりもう出掛けられるようになった。
でも滑り込みで、車送迎を希望した長男の準備がまだ。

次男を車に乗せ、待つ。待つ。待つ。
まてど暮らせど、長男の支度がおわらない。

「俺の財布どこー??」

パニックメーターがうなぎのぼり。

知らん!!財布なんかいらんやろ。

「財布いらんやんな。診察券、手に持ってるやんか。はやく靴下はいて、靴はき」

落ち着け!!

やっと家出れた。
ふぅ。もう17:03。なるよねー、うん。そうなります。

スイミング到着が、17:13。

「いつもより10分くらい遅いから、急いで服脱いで帽子かぶって行くんやで!!」

と次男に言い聞かせて車から降ろす。

はーあ。どっと疲れた。

そもそも最初の時間の設定がギリギリなんでしょうか。
でもわたしが帰宅してから、時間の予告して、ってやってるとそれがギリなんだよなぁ。

トイレないか?って予告のときにちゃんと確認しなかったからでしょうか。

長男にもちゃんとひとりで行けるかっていちいち聞かなかったからいけなかったんでしょうか。

わたし自身も時間の管理がへたくそだ。
だから、こんな風にしょっちゅう失敗する。
毎日が試行錯誤の連続なのだ。