もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

明治村 明治探偵ゲーム コンプリート

今年もとうとう明治村の明治探偵ゲーム、コンプリートした!!

長男がサッカーをやめた去年から、日曜日に時間ができ、毎週行けたりして、6月はじめくらいまでにスムーズに終了できるようになった。

7月末までやってるけどさぁ、もうね、7月なんてあっちっちで、熱中症なりかけちゃう。暑すぎて頭も働かないし。
日曜日、長男のサッカーに出掛けたりで、村には、行けて半日!みたいな年は、7月の終わりの方までかかったときもあった。

今年は、長男が脱落したり、次男が戦力になったり、いろんな変化があった。
今年のものは、わたし相性がよかったのか、結構活躍できた。
いつもはほとんど夫が解いちゃうんだけど。
だから、今年は冴えてなかった!!とちょっと夫は不満そうであった。
たまにはこんな年があっても、ね。

次男、四泳法マスター!!

とうとう次男が四泳法をマスターした。

先日、最後のバタフライのテストを合格した。

年中のときからスイミングに通いはじめて苦節5年、ようやくここまできた。

当初、初心者用の小プールのすみっこで、お風呂に入っているがごとく浸かるだけだった次男。
少しでも顔に水がかかるだけで、あわてふためいて、顔を手で必死でふく。
持ち前の人懐っこさで、コーチ(年配の女性だった)に抱きつく。

「時間かかりますよ。気長にやりましょう」

なんてコーチに言われながら(笑)

そのコーチのクラスにどれくらいいたかなぁ。
後から入ってきた子がどんどん通過していく中、(だってこのクラス、けのびくらいできたら終わりだもん)主のようにずーーーっといるなぁという感じであった。

でも不思議と通うのを嫌がることはなく、本人なりに水遊びを楽しんでいたようだ。

水に顔をつけたり、もぐれたりするようになったあとは、割りとトントン拍子に進んでいった。そのころにはもうすでに小学生になってたけどね(笑)どんだけかかってんねん、みたいな。

これからは、晴れてタイムトライアル式の昇級試験になる。
がんばってほしいなぁ。

発達障害の子って水泳に向いていると思うんだぁ。
自重を支えなくてもいいし、同じ動作を繰り返し続けていれば、ゴールに着くし、良いも悪いもタイム次第でわかりやすい!!

それに次男はちょっとぽっちゃりなので、しっかり浮くのだ!!

フィギュアの方がストレスがない話

長男と次男、それぞれの買い物の話。

長男は、お小遣い、もしくは誕生日プレゼントで主にゲーム、サッカーグッズ、自転車など実用的なものを購入してきた。
まぁありがち。

次男は、ゲームも買うが、ドラクエゴジラなどのフィギュアが多い。昔から仮面ライダーのソフビなんかも。そして飾っておく。

実用的なものを買えよ!!とずっと思っていた。
飾っておくだけなんて何にもならんやん、と。

でも長男の一見実用的なものが、使わなくなって無用の長物になっていくのを見るにつけ、夫が、

「なんかフィギュアとか何の役にも立たんやんって思ってたけど、もともと使うものじゃないから、置いてあるだけでも腹立たんな」

と言った。

なんかいい得て妙。

要するに、フィギュアは、そもそも置いておくだけのものだから、「使う」「使わない」、「有効活用している」「無駄なものになってる」などという価値観にとらわれることがない。
夫は、フィギュアなどただの飾り物にはまったく興味がなく、なんでこんなもん買うんやろうなぁと思ってた。
一方、長男の方は、本人がほしいというものを買ってあげても、持ち前の飽きっぽさで、使わなくなるのも早い。使っていないのを見ると、なんか腹が立ってくる。それすごくよくわかる。

フィギュアの場合、置くことにすでに価値があるので、ずっとその価値を保ったままだ。

うーん。なんか含蓄のある発見。

次男は自分の部屋に愛すべきフィギュアたちを並べて、ご機嫌である。

長男は、使わなくなって無駄になってしまったものに部屋を占領されている。

長男、一歩踏み出す勇気がない

長男が自転車に乗らなくなった。

彼の熱が冷めやすいのは、以前からよくわかっていたこと。

熱が入っていたときに、買い求めていまは無用の長物となってしまったものが自宅にゴロゴロある。

古くは、レゴ。サッカー用品、ウェアやシューズに始まり、ラダーやコーン。ペン回し用のペンなどなど。

そこに自転車グッズも加わろうとしている。

あーあ、自転車だけはちがうと思ったのになぁ。彼の長きにわたる友達になってくれるとおもったんだけどな。

中学生にとっては、遠くまで行ける魔法の道具、じゃないんかい!!

遠くへ行きたいっていうそもそもの野望がないんだもの、そりゃ不要だわね。

わたしは子供のころ、遠くへ行きたくってしかたなかったけどな。
まぁ、わたしと彼は違う人間だから。

彼に聞くと、いろんなところに行ってみたいという気持ちはあるが、怖いらしい。

そっかぁ。
そうなんだぁ。

わたしは、若い頃、無謀、無鉄砲、慎重さの欠片もなく、好奇心のおもむくまま、突っ走っていた感じだった。なんとかなるだろうという甘い見込みで。
だから、彼の気持ちはわからない。
逆にうらやましいと感じる部分もある。
彼のような慎重さがあったら、取り返しのつかない失敗の数々は、もっと少なくてすんだだろう。

でも夫は、彼の怖い、不安という気持ちがとてもよく分かる、と。
だから、前もってこれ以上ないくらい調べるのだと。そこまでしてもなお不安だという。
でも調べ尽くせば、不安も最少となるらしい。

目的地までのルート、駐車場の候補地を数ヶ所、目的地にどんなものがあるか、どんなところなのか、などなど。
昔は、インターネットがなかったから、調べるのが難しかったけど、今はネットで簡単に調べられる。
ストリートビューで相当予習もできる。
夫に言わせれば、長男は調べ方が甘いらしい。
そもそも調べてないやん、そりゃ不安に決まってるやろ!!みたいな。

じゃあ、それを直接長男に言ってやってよとおもいますが……。ね。なかなかアドバイスとして言っても聞かない長男だからねーーー。

熱量の問題

発達凸凹さんには、困ったところも多い反面、素敵なところもたくさんある。

そのひとつに好きなことへの熱中である。
好きなことへの熱量がすごい。
見る、調べる、作る、かく、などそれはいろいろな方法で表現される。

一般にオタクと言われるやつ。
まわりに同じことに興味がある人がいてもいなくてもそれは関係がない。
興味があるものをひとりでも深く掘り下げて、そこに埋没する。執着する。

夫と次男は特にそう。わたしもそういうところがある。

次男のゴジラ、マーベル、ドラクエ愛は言うに及ばず、最近はハリポタまでそこに加わった。
彼には、それぞれのカテゴリーで沼があって、それに片足をつっこんだ状態であったり、頭まで浸かっていたり、そのときどきでさまざまな状態だ。
ゴジラに関しては、過去、頭までどっぷり浸かった状態であったものの、沼から出て、マーベルやドラクエの沼に入ったりしていた。
でもまた最近、片足をつっこんでいる。
「片足をつっこんでいる」という表現は、彼自身がしたもので、おもしろかったので、わたしも使ってみた。

そういう意味で、長男の熱量は少ない。
というよりも長続きしない、という方が正しいか。
ほしいほしいと言って買った自転車ももう乗らなくなった。
自転車が家のなかでも漕ぎたいといって、自分の貯めたお小遣いで、買ったローラーももう使っていない。
だから、自分の力で買ったか買ってもらったかは関係がない模様。

熱量の多い少ないは、長子か2子以降ということでもちがうのかな。
どちらが良い、悪いではないんだけど、やっぱ熱量少なめってなんかつまんないんだよなぁ。

発達凸凹さんで、もう宇宙人なんだから、どうせなら熱量多めのオタクの方がおもしろい!!気がする。

まぁこれもわたしのわがままってことはわかってるんだけど。

長男に興味がもてない

長男に、興味が持てなくなってきた。

度重なる、暴力や残念な行い。
発達凸凹ゆえのものも多い。
だからといって、なかなか許容できるものではない。

期待していた子供の姿ではない。
そりゃそうだよ、どんな子供だって親の期待どおりには成長しないよ。
と簡単に人は言うだろう。

でも発達凸凹さんは、そういうことを言う人の想像の範囲外なのだ。

でも発達障害の子って天才だったりするよねー、とまた勝手なことを言う。
発達凸凹さんのなかでそんな天才なんてごくわずか。

確かに、発達凸凹さんたちは普通の人とはちがう。おもしろいなぁ!!と思うことも多い。
そのおもしろさがすごく大事におもう。

まぁおもしろさを楽しんでいるなんて、ただの親のエゴだけど。

でも長男は、そのおもしろさがあんまりないんだよなぁ。
発達凸凹さんもいろいろだ。

結果、長男に興味がもてない。
でもその方が望ましいような気がしてきた。

勝手な期待をする。
子供に自分の夢をのせる。
期待外れになってがっかりする。
悪循環。悪のスパイラル。

だから、期待せず、入れ込まず、大して興味も持たず。
困っているときだけ助けてあげる。
溺れそうになっているときには、深く沈んでいかないように手をさしのべてやる。

それでどうかな。

長男、次男のお金を盗む2

きのうのつづき。

通級の担当の先生にお電話でアドバイスを求めた。
「どうしてそんなことをしたの?」
と聞いてあげるのがいいとおもいます。とのこと。
あと、
「◯◯の部屋だけまだ探してないから、お母さん探してもいい?一緒に探して」と言って、部屋に入り探す、というのはどうですか?と提案。

どうしてそんなことをするのか?なぜ?

暴力行為があったときなど、そういう類いのことは、必ず今までも聞いている。

でもだからといって、今後繰り返さないなんてことないんだよなぁ。
そして、なおかつこれしか方法がないということもよく知っている。

夕飯後、おもむろに

「◯◯の部屋しかもうのこってないんだぁ、◯◯ちゃんのお財布ないか探してもいい?」

「はぁ?めんどくさいねん!!」

どの口が言うねん。

「ごめんやけど、おねがい、わたしがひとりで探すからさ」

と、本丸をさけて他の本棚とかからさがす。

「もしかしたら、◯◯ちゃんがお部屋に遊びにきたときにおいてきちゃってるかもしれんしさ」

「めんどくさいねん、うっといしいねん!」

はいはい。

「机の引き出しも開けていい??」

と聞きながら開ける。ここが本丸。

「この中も一応見ていい??」

と、スイッチのケースを開ける。

「あ、あったーーー、あるやん!!◯◯ちゃん、あったでー」

女優イケる?(笑)

「あ、中身入ってない!!なんでやろ?◯◯、知ってる?」

「え?しらん。」

「ほんとに?思い出してみて」

「あー、そういえば、借りた、かな」

お、出た。伝家の宝刀。「借りた」。

「◯◯ちゃんに言った?貸してっていったの?」

「言ったと思う」

「◯◯ちゃん、お兄ちゃんに貸してって言われた?」

「言われてへん」

「ちゃんと、貸して、いいよで、成立やから、片方が了承してないんやから、貸し借りは成立してないよね」

「うん」

とここらへんからしおらしくなってきた。

「そのお金どうしたん?」

「貯金した」

「銀行に?じゃあかえせるよね」

「銀行じゃなくてアマゾンに」

「じゃあアマゾンの残高見せて」

「もう使っちゃったから残高ない」

「じゃあそれはもう貯金じゃないよね」

「うん」

「何につかったん。アマゾンの購入履歴見せて」

観念してスマホを開き、アマゾンの履歴を見せてくれた。履歴がずらり。でも一番高価な買い物はアマゾンではなく別のサイトらしい。

アマゾンで購入しているのは、ほとんどが文具。おしゃれな筆箱(くるくるまくやつ)、おしゃれで重厚感のある木のシャーペン。
あと一番高価なのも木のシャーペン。なんと14000円!!

マジか。そんだけのお金あったら、家族が何日ごはん食べられるねん。焼き肉もたらふく食べられるわ。わたしもいい服買いたいわ。わたし、社会人になったとき、ステッドラーの1000円のシャーペン張り切って買って、それ今でも使ってるわ!!

まぁ今はこんなことをしかっているときではない。
自分の貯めた金で買うのならなんの問題もない。不正に入手した金で、買ったことだ。

しかも、

「どうするつもりやったん?」

「返そうと思ってた」

「どうやって?」

「お小遣いもらったら」

はぁ?お小遣いもらったやつこっそり返しとったら、またお小遣いなくなって、また次男の財布から盗るやん。自転車操業やな。

そもそも次男のお小遣い盗ったところで、14000円は捻出できなかった。残りは壁を建設したするときに、貯めたお年玉を銀行で20000円解約したが、その際にあまったお金を使ったようだ。余ったらまた貯金だよって言ったんだけどな。
(壁の建設については壁の建設の記事にかいた)

理由も聞き、怒り、叱り、諭し、いろいろした。でも一番辛いのが、こんだけやっても結局また同じことを繰り返すんだよなぁ。
ものごとの善悪も理解している。
失敗を繰り返したくない、母や弟に申し訳ないという気持ちもある。
しかし、ここ一番でこの理性たちをふっとばす凸凹さんの衝動性をなめてはいけない。

断言する。彼はまた同じことをする。