もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

長男、目がチカチカするらしい

先日、長男が高校入試の模試を受けた。

特に英語が苦手な長男。
当日、できなかったところ一緒にやってみようかと言ってみた。
めちゃくちゃ、やる気のない長男。
でも鉄は熱いうちに打てとばかり、やらせてみようとした。

すると、

「こんなん、無理やねん!!!読まれへんねん!!!」

と激昂し、英語のテスト用紙をビリビリに破いてしまった。

「こんなんゴミや!!!ゴミ!!!ゴミ!!!」

なおも長男のビリビリは続く。
ビリビリに飽き足らず、小さいテーブルを叩き、蹴り倒し、大きなテーブルは倒せないまでも壁に押し付ける、壁がへこむ。

わたしや次男を殴り付けなかったところが、成長の証か。

あー、今日はマジで、やめればよかったなぁーーーー。失敗したぁーーー、と思いながらも。

ビリビリにし終わり、多少は落ち着いたところで、

「どうしたん?なんでゴミなん?」

ときいてみる。

「こんなん読まれへんもん。俺にとってはゴミや」

と涙を流して言う。

「なんで読まれへんの?」

「字ちっちゃすぎるし、チカチカすんねん」

お、なんかそれ聞いたことあるぞ。発達凸凹さんの中でも視覚が過敏な人。
文字が動いて見えるとか、白い紙と黒い文字のコントラストで眩しく見えるとか。

そういうやつか?全然知らんかったけど。

「長文がいっぱい詰まりすぎてて読まれへんってことなん?」

一緒にやろうとしたところは、ちょうど長文の読解問題のところ。

「読まれへんことないねんけど、めっちゃ疲れる」

今まで、目の検査とかしたことなかったけど、本読んだりしないのもそういうことやったんかな?

「国語はできるん?」

「国語はまだまし。大きいもん」

まぁそうか。国語は一文字ずつ多少隙間あるし、行間ももう少し隙間広い気がする。

発達障害関係の本とかネットとか見てて、そういう人がいるということは、知ってたけど、うちの子もそうかもしれんとかそんな可能性をまーーーったく想像してなかったなぁ。
まぁ言わないもんね、本人は。
それに本人は、むかしからそんな状態やったとしたら、それが普通の状態だもんねぇ。
ほかの人は違うなんてこと、気がつかないかもしれないよねぇ。

そんなことが原因で、勉強から遠ざかっていたのだとしたら、かなり不幸なことだ。

わたしがいつも相談する発達障害障害者支援センターの人に聞いてみよっと。

続きはまた今度。