もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

長男、寄り目ができない

長男、目がチカチカの記事の続き。

発達障害者支援センターのいつも相談する方に聞いてみた。
発達障害者の中に、白いノートが眩しく見えたり、おなじ行を何回も読んでしまう人がいるって聞いたことがある。だから、そういう人用のお役立ちツールみたいなの、ないですか?ってことがメインの質問。あとこれからどうしたらいいかっていうこと。

長男に起こった出来事を伝えた。

すると、

①いつも発達でかかっている病院のお医者さんに聞いてみた方がよい。可能なら、その病院で、目の見え方チェックをしてもらうとよい。

②病院で行ってもらえないなら、紹介できるところがあるかもしれないので、また聞いてほしい。

③学校に伝えて、試験のときに、「合理的配慮」をしてもらえるようにお願いする。

④このような配慮が、中学で行われているなら、入試当日にも「合理的配慮」を行ってもらえる可能性がふえる。

⑤カラーバールーペというものが、市販されており、これを使うとよいかもしれない。

これがおもな回答。
で、できることから取り組んだ。

まず①
主治医に電話した。でも大病院だから、先生と直接話すことができない。受付の女の人を通すことになる。
病院の受付の人ってなんか感じ悪い人が多いよね、ってごめんなさい、わたしの偏見です。先生に聞いてからまたかけ直すとのこと。
なんかもどかしいが、数時間後、受付の女性から折り返し。
「まず、近くの眼科を受診ください」
ふーん。そうなのか。やすやすと大病院の眼科は受けさせてもらえないのね。

つぎに、③
担任の先生に伝えた。すると学校の過去の定期テスト、実力テスト、本番の入試の問題用紙をみて、どれくらいの字の大きさなら読めそうか、用紙を拡大することで解決するかを相談したいので、学校に来てくれないかとのこと。相談する日を決めた。
学校はとても動きが良いです。

あと、⑤
カラーバールーペ、アマゾンで売ってたのでポチっとな。届くのを待つのじゃぞ。

①のつづき
近所の眼科に、長男をつれて行ってみた。

症状を伝えると、機械で目を測定してくれる。でもこれ、いつもの視力はかったりするやつだよね?

診察室では、暗くして、ライトを当てて目をみてくれる。でもこれっていつもの健康診査的なやつとおなじだよね?

「遠視があって、近くの物をみるのにつかれるので、眼精疲労ですね」

「でも読むのが苦手なのは、昔からなのですけど」

「昔というのはいつですか?」

「小さい頃からです。小学生の頃からですけど」

「うーん。特に異常はありませんよ」

「今回英語の長文を読むのが難しくて、来たんですけど、以前から文章を読むときに2度同じところを読んでしまったり、文字の黒と紙の白色のコントラストがつらかったりするようなんですけど……」

「うーん、それはもう、目というより、脳の方の問題です。とりあえず眼精疲労をとる目薬を出しますね。これで、ほぼ解決するでしょう」

そうなのかな?
てっきり、わたしが見たこともないような機械とか出してきて、検査してくれるのかなとおもったけど、そうではないらしい。
普段は、入らないような、検査室があったりとかして、みたいな。

なんか釈然としーひんな。

あ、そうだ。次男の行っているビジョントレーニングの先生に見てもらおう。

さっそく電話して、見てもらうことにした。

すると、結論からいうと、びっくり!!
長男は、寄り目ができないのでした!!
寄り目ができないからってなんなん?って思うよね。でも、近いところを見るときって、自然に寄り目をしているらしい。だから、この寄り目ができるっていうことは、とても大切らしい。

「これで、よく今まで読めてましたね」

だって。

!!!!

マジかー。全っっ然知らんかったわ。