もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

これって誤学習っていうのね

誤学習という言葉を知った。

それは

自閉症の子どもたちは、知覚と認知に困難を抱えていますので、普段の生活で当たり前に覚えていくことさえ、まったく身に付いていないことがあります。上表は、自閉症の子どもたちが陥りやすい「学習の状態」をまとめたものです。
 「未学習」とは、まったく経験がなく、どうしてよいか分からない状態です。また、不足学習とは、経験が乏しくまだ、うまくできない状態です。
 「誤学習」とは、いつでもどこでも自分の知っている方法をとってしまうことで、それは過去に自分にとって都合のよい結果がもたらされた方法であります。例えば、デパートで欲しいおもちゃがあったとき、泣き叫んだら買ってもらえたという経験をしてしまうと、次の機会にも泣き叫ぶという行動をとってしまうという状態です。」

とこういうことだ。

行動障害の学習をする際に、このことを知った。知ってみると、「ああ、こういうことか!!」と膝を打つようなことが多く思い当たった。

長男は、リフティング練習用のかたく、小さなボールを持っている。
それをリフティング練習するのではなしに、手でもてあそんだり、放り投げたりする。
放り投げたりするときなど、床に当たってもドスン、壁に当たってもドスンとものすごい音がする。
それを始めると、家具や家電、次男に当たらないかとヒヤヒヤする。
それでその行為を行っている長男のところへ駆けつけ、「やめなさい」と言う。
「やめなさい」といったからといって、すぐにやめるような長男ではない。
しばらく長男につきっきりになる。
かまってちゃんにとっては、こういうことをするとかまってもらえるという学びになってる。
間違ってるけども。
これ、放っておくと、家具に当て、次男に当て、わたしに当て…とひどいことになる。
頭に命中して死にそうになったことあるし。

こういうことって誤学習ですよね??

あと、サッカー観戦中のヤジもすごい。面白いと思っているのだろう。

これが、行動障害の元となるものらしい。
この行動障害がなぜよくないのかというと、社会参加が狭められるからだ。

行動障害があると、誰もが外へ一緒にいくのをいやがる。仕事場もなくなる。

現に、夫はもうふたりでサッカーを見に行きたくないと言っている。

もっと早く知ってたらなぁ。誤学習とか。
もっと早く知ってたからといって、うまく対応できるかどうかわからんけど。

サイトを検索して見てみると、発達障害の子どもにおいては、誤学習はかならず起こると書いてある。そのたびに修正していくしかない、と。

その修正ってどうやってやるのさぁ。
修正ってもう中3やけど、できんのかなぁ。