長男、学校で怪我をしても先生に言わない問題
うちの子どもたちは、たとえば学校で、怪我をしても先生に言わない。それが体育でのことでも、けんかであっても、事故であっても、いじめであってもだ。
それが発達凸凹さんたちの特性かどうかわからない。
でも自分に何がおこっているのか、いまどんな状態なのかなのかを的確に把握するのが、むずかしかったり、どうしてほしいのか、どうすればいいのか、など自分の気持ちを伝えることもむずかしかったりするという特性はあると思うな。
だから学校でなにかあってもその都度先生に言うのは、すごーーーくむずかしいんじゃないかと思う。
長男は、きのう体育でサッカーをやっていて怪我をした。
かなり足を痛かったようだ。でも言わない。
長男の先生に言わない問題は今にはじまったことではない。
昔から今にいたるまで、まわりの同級生に比べてかなり小柄な長男。
まわりの子はふざけていただけとはいえ、長男にはかなりのダメージがあるということがある。
友達に上から乗られて、ささえきれず手を捻った。
友達がうしろからだきついてきて、ささえきれず膝を地面に強打。
どこか痛そうに帰ってくるから、どうしたの?ときくと、こんなことがあったと教えてくれる。
学校に確認すると、学校では把握してない。
そりゃそうだよねー、先生に言わないんだもん。
もしくは、先生が気づいたとしても、だいじょうぶだという。
だいじょうぶだって本人が言ってましたからと学校に言われることも多い。
指の皮膚がざっくり切れて、帰ってきたこともあった。絆創膏が貼られているが、血まみれ。
本人に聞くと、友達にはさみで切られて痛いという。
学校に確認すると、本人がだいじょうぶだって言ったので、という。
またそれやん!!
ちゃんと言わなきゃダメだよ、痛いと。
それに、先生も「だいじょうぶ」しか言えない子どももいるんだから、ちゃんと傷見たり、もっと聞いたって!!
結局、急遽外科にいって、傷口を縫ってもらうことになった。
とにかく言わない。説明しない。言えないのか、説明できないのか。
自分で対応できるものなのか、人に助けてもらわなければいけないことなのか、助けてもらわなければいけないものなら、「助けて」と言える人になってもらいたい。
その判断さえ、まだできないのだから、とりあえずその判断を手伝ってくれるもらうために、先生に「助けて」を出してほしいんだけどなぁ。
家帰って、ママやパパが帰ってきてから、「助けて」を出しても、遅い場合もあるかもしれないしなぁ。