もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

通級指導の先生と面談

そういえば、先日、通級指導の先生と初めてお会いして面談をした。
通級に年明けから通えるようになったからだ。

正直、また面談かよ!!と思っていた。
通級指導の先生は初めてだけど、それ以前に通級の判定をしてもらう時に、教育委員会から依頼をうけて来た先生、担任の先生、病院の先生、発達支援センターの職員の方、放課後デイサービスの方、などなど、面談だらけ。面談に次ぐ面談、面談地獄。

まぁ自分が支援受けられるように希望してるんだけどさ。

学校は、もう学校っていうおんなじ施設なんだから、担任とか教頭が、うちの子のこと説明しとってよ!!担任や教頭にはもうじゅうぶん話してるし、理解してもらってるから!!わかるでしょ!!みたいな。その度に会社から急いで帰ってきたり、早退してこなきゃいけない。だって学校だから当たり前だけど、平日の午後なんだもん。

で、面談。会社から急いでかえってきましたとも。

通級指導の先生は今までそんな面談で出会ったことのないくらい、朗らかで素敵な人であった。

最初に次男の良いところを3つ言うように言われた。そのことについて、非常な関心を持って聞いてくれた。話していて、次男のことを知りたがってくれていると自然と感じられる、初めての人だった。

面談なんて要る?って思ったわたしがバカだった。こんなに楽しく次男のことを話せたのは初めてだったかもしれない。
この人にお願いして間違いないと思える人ってなかなかいない。そういう意味で面談して安心できた。

最後に、

「はやく○○くんに会いたいです。会うのが楽しみです」

と先生。

「ほんとかわいい子ですよ」

とわたし。

彼は、親バカでなく、親の手前味噌でなく、ほんとうに「なんか」かわいいのだ。
こだわり行動は多いし、うまくいかないことがあると、教室を飛び出すし、切り替えはできないし、運動もできないし、準備は遅いし、できないこと、ダメなことだらけ。かんしゃくも多い。

でもなぜか嫌われない。なぜかみんなに愛される。なぜかみんなに可愛がられる。

こういう可愛げってもって生まれたものなんだろう。だからこの子はこんなだけど、うまく生きていけるんじゃないかとなんとなく思える。

かわいそうに、こういう可愛げは長男にはない。だからより長男のことは心配になる。

「みんなそう言います」

と先生。

たぶん今までの担任の先生や教頭先生、その他学校の先生たちがそのようにいってくださっているのだろう。本当にありがたい。

来年からの通級指導が楽しみだ。