もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

無理にやめさせるのもどうかと迷う

次男は、夜寝る時間近くになっていきなり絵を書き出したりする。

時間の感覚がないからかな?

まだ寝るまで時間があるっておもっちゃうのかな?
え?今から?ってわたしは思うんだけども。

絵を書き始めると持ち前の絵に対する集中力と執着心で、なかなか描くのをやめない。

あっという間に寝る予定の時間になる。

「えーと、◯◯ちゃん、もう寝る時間なんだけどな」

「え?もう?まだ描くの終わってない」

うーん、そうなるよねぇ。
だって描き始める時間遅かったもんねぇ。
10分くらいしかなかったよねぇ。
10分じゃあ、当たり前だけど終わらないよねぇ。
明日に置いておくって、あなたできないもんねぇ。

絵を描くのが、彼の大好きなことで、みんなからも誉められる特技で、分散しがちな彼の集中力が保てることのひとつ。

出来れば、気が済むまでやらせてあげたい。でもそんなことをいいよって言っちゃうと、寝るのがもう1時間後とかになっちゃうんですよ。

ただでさえ、寝起きの悪い次男。
もはや起きられないよね。

そもそもさぁ、もっとゆっくり絵を描ける時間あったよねー。と言いたくなる。
そういうときにはのんびり動画見ちゃってさ。
時間使ってさ。
時間なくなってから、絵を描きたいんだと言われても、描きたかったのにと言われても、そうは問屋が卸しませんぜ。

と言ってやりたい。

でもそういうとこが、時間の感覚がなかったり、先の見通しがたてられない凸凹さんの凸凹さんたるゆえんなんだよなぁ。

無理矢理やめさせると、大騒ぎして結局時間がかかる。
ここは、急がば回れ!!
少しでも彼が折り合いをつけられるところまで、やらせる。
まぁ寝る時間過ぎちゃったけど、それもまぁ仕方ない。
妥協の連続なのだ、凸凹さんとの生活は。

凸凹さんがある程度妥協できるようになれば、成長と言えるかもしれない。

でも

妥協できない人間です!!と自分の思ったように生きます!!と言いきれる人生もあるのかなぁ、凸凹さんのとがった角を丸くしてしまうのもどうなんだろうか、と、迷う気持ちもあるんだよなぁ。

寝付きもわるく、寝起きもわるい次男は、ちょっと布団にはいる時間がおそくなってもいつもと同じような寝起きだった。