もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

長男とロードバイク

長男とロードバイクFUJIACEくんは、最近仲良しだ。

というのも、褒賞金制度のおかげで、放デイに通うようになった長男は、ACEに乗って通っているからだ。それ以外にも、整形外科に通うのにも乗っている。歯医者へ行くのにも乗っている。
それらの場所へ送迎するわたしの手間も減って万々歳だ。ありがとう、ACE!

きのうも放デイに出掛けたが、途中でチェーンが外れてしまったようだ。
ちょうど自宅と放デイの中間地点ほど。一旦帰ろうかとも思ったらしい。
でも、わたしは次男を絵画教室に送迎中。
たぶん、自宅に帰っても誰もいないだろうなーと考えた。自分でチェーンを直すのに、汚れてもいい手袋を持ってなかったので、すこし逡巡したらしいが、汚れても仕方ないと、チェーンを直し、放デイに引き続き向かったらしい。
自転車を駐輪場に停めてから、近くのコンビニで手を洗い、放デイに到着したらしい。いつもより10分くらいの遅れで到着できたらしい。

帰宅してから、笑い話の体で機嫌よく話してくれた。
やるじゃないか!と正直ほんとーーーに驚いた。

まず彼は、すぐにパニックになる。もう無理や!!という思いがすぐに全面に出る。
結果、捨て鉢になる。ことが多い。

ところが、きのうはパニックになることなく、トラブルに冷静に対処し、善処することができた!!

すばらしい!!
自分の対応が成功したことで、自信にもつながり、笑顔で失敗の話、失敗からの復活の話を笑顔ですることができた。

なぜか。

それは以前にも経験したことのあるトラブルだったからだ。父親と一緒のとき、チェーンが外れたことがあったことだ。
一度経験したことのあるトラブルについては、今度はひとりだったけれども、うまく対応できたのだろう。

結局、臨機応変の難しい彼らにとっては、こういう経験を積み重ねていくしかないのだ。

ひとつ乗り越えられたという経験が、またつぎのトラブルを乗り越える力になってくれるといいな。

と切に願ってやまない母です。ACEくんには、そんな彼の相棒になってもらいたいのです。