もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

子供の頃のこと

子供の頃のことをどれほど覚えているだろうか。

正直わたしはほとんど覚えていない。
特に小学生の頃のこと。記憶は断片的であいまいだ。

わたしは小学校のとき、4年生か5年生以降。卒業するまでクラスの全員から無視されていた。
それを苦にしてか?円形脱毛症になった。
苦にしてか?というのは、ほとんど覚えていないからだ。
多分ものすごく辛かったから、記憶に蓋をしてしまったんだろうなぁと勝手に思っていた。そうおもいながら、何年も生きてきた。

ところが、発達特性の本を読むと、発達障害の子は昔のことをほとんど覚えていないことが多いと書いてあるではないか。
なぁんだ。そうだったのか。と合点がいった。

そもそも、わたしは人付き合いが苦手だ。コミュニケーションスキルが低い。
それも小学生のときの無視体験がトラウマとなって苦手なのだと思ってきた。そして、それを克服しようと接客業のアルバイトをしたり、就職も接客が中心の職場を選択した。

なので、仕事と認識してのコミュニケーションはそれなりに上手にできるようになった。でも私的なコミュニケーションに至っては、低いままだ。特にママ友との意味を感じない会話を特に苦手としている。あいまいな関係の方とのあいまいな会話。何を話せばいいのかまったくわからない。
親しくなって何でも話せるようになり、話題も興味あるものになると大丈夫になる。

子供の時は、無視される理由がわからなかったが、発達凸凹によって空気が読めないとか、思ったことをすぐ口にだしてしまうとかによって、人間関係をうまく作れなかったのかもしれない。女子だから特に微妙な空気感を読むのがむずかしい。
とはいっても全然記憶がないから反省もできないが。