もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

次男、はじめて友達の家へ行く

次男がなんとお友達のお家に初めて遊びに行った。

極端に交遊関係の狭い次男。そしてわたしも。
次男が一緒に遊びたいと思う子供が極めて少ない。
そして、珍しく遊びたいと思う子がいても、予約を取り付けてきたり、お家の場所を聞いてくるということができない。

そして、母であるわたし。連絡のとれるママ友も極めて少ない。社交的な母であれば、
「○○くんと遊びたい!!」と聞けば、ママのネットワークを駆使して○○くんママのLINEをゲットしたりするのであろうが。

次男の友達のママのLINEなんてわたしのスマホには、ほぼ皆無。
「○○くんと遊びたいなぁ」と次男が言っても、
「ママ、連絡先わからんし、遊びたいなら自分で約束してこなあかんで」
と言っていた。だから、今まで友達のお家にひとりで遊びに行ったことがなかった。

最近、
「●●くんに学童で絵をみせるんだ」
「●●くんに悟空の絵、描いていくって約束してるんだ」
とはりきりだした。
なかよくしてくれている●●くんに感謝の毎日。

そしたらなんと●●くんママのLINEがゲットできたのだ!!

経緯はこう。
●●くんママととわたしの共通のママ友(希少なママ友)から、●●くんママからわたしと連絡とりたいって言われたから、LINEしてあげてとLINEを教えてくれたのだ!(共通のママ友がいたのだ!)

そして●●くんママにLINEし、さっそく日曜日に遊ぶ約束を取り付けた。

●●くんママ、なんてコミュニケーションスキルの高い方。ありがとうございます。

当日、初めてお友達のおうちにひとりでいくことで緊張気味の次男。

「ぼく、だいじょうぶかなぁ??ママがいないの不安だよ」
なんてかわいいの。

「だいじょうぶだよ。みんなやってることだよ。」
と勇気づけて送っていった。

そうはいってもわたしも心配。
買い物に行ったり、自由な時間を過ごしながらも、心配はつきない。

うまくいかなくって暴れたりしないかなぁ。
気に入らないことがあったりして、大きい声だしたりしないかなぁ。
トイレいきたくなったら、トイレ貸してくださいって言えるかなぁ。

そしてお迎え。玄関先。

学童と同じように、なかなか出てこない。

「ごめんなさーい。もう帰るよー」
玄関先から声をかける。

「絵が途中なんだってー」
と●●くんの声。

「学童だってそうだもん」
と●●くん。よくご存知。

「絵ができてから帰っていいよー」
と●●くん。なんか次男の周りの子の理解がすごい。

なんとか●●くんママと●●くんがお片付けをしてくれたよう(玄関先に声が漏れ聞こえてくる)。
しばらくして次男が玄関にあらわれた。恐縮しながらお礼を言って帰宅した。

●●くんママは、とても素敵な人だった。明るくて、気遣いもできて、しかも超美人。
●●くんも元気でおだやかですごく良い子だった。
こんな素敵な親子がずっと仲良くしてくれたらいいな。
発達障害のことは言ってないけど、言っても仲良くしてくれるかな。
まぁもう気づいているかもしれないけど。

帰宅した次男は、大興奮でふたりでなにして遊んだか、どんなに楽しかったかを教えてくれた。

ほんとによかったね。