もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

病院へいく

予約の取れた平日の水曜日、県立の総合病院へいく。

 

水曜日の11時からという予約なので、子どもも私も1日お休みをとらなければならない。

こういうところで、大切な有休を使わなければいけないのが、正直つらいところ。

本人は学校を休めるので、ちょっとうれしそう。いやだいぶうれしそう。

 

小児科で受付をして、しばらく待っていると、受付番号が表示されて、診察室へ。

 

待っているところも見たいから、待合室に先生が直接呼びに来る、みたいなことを読んだこともあるが、この病院はそういう風ではないらしい。

 

50代くらいの先生。落ち着いた感じ。ここの病院にかかることになったいきさつ、理由などを話す。

あらかじめ、子どもの症状をまとめたメモを持っていくほうがいいよとかかりつけの看護師さんにいわれていたので、すらすらと子どもの気になるところを話した。

 

落ち着いて座っていられないこと、先生のお話を聞いて、すぐに行動できないこと、かばんの片付けや帰りの準備に時間がかかることが、彼の目下の気になるところなので、そのあたりを中心に話す。

 

わたしがその話をしている最中にも、椅子を立ち、診察室をうろうろし、気になるものはさわり・・・という普段の行動を如何なく発揮していた。

こういうときだけお利口さんしてて、普段どれだけ大変か伝わらなかったらどうしようかと心配していたが、杞憂だった。。。

 

友達や知り合い、親にさえ、普段どれだけ大変かお伝えしても、

「それくらい小学校1年生やったら普通やろ」と取り合ってもらえないことってよくあるもの。

 

「おちつかんねぇ(笑)」と先生。

「いつもこんな感じなんです」私。

「もうかえっていい??」と飽きた次男。

 

「まだだよー、じゃあちょっともしもししよっかー」

先生は、子どもに対しては一気にフレンドリーな感じになり、安心した。小児科の医師なんだから当たり前なんだけども。

 

今後何種類かのテストをして、診断しましょうということになり、次回臨床心理士さんとテストをすることになった。

 

テストに使用する、アンケート?テスト?チェックシート?、あてはまるものにチェックを入れるようなやつ、を何種類も渡されて終了となった。

両親それぞれに行ってくださいと言われたのがなんか新鮮だった。母親と父親では感じ方が違いますからとのこと。あと担任の先生の分。

またWISCは学校で行ったので省略だそう。時間をあけずにやっても、子どもに学習効果があるので、正しい結果とならないそう。

 

何となく、一歩先へ進めたような気がして少し気分も軽くなった。