もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

発達障害ってやっぱり遺伝する??

発達障害は遺伝するというのが定説だ。

 

子どもが発達障害だと診断されて、調べて見ると親も発達障害だったというケースがけっこう多いらしい。

兄弟姉妹で発達障害であるというご家庭も多いらしい。

 

次男が発達障害と判明して、いろいろな本を読むとこれってわたしも当てはまるというものが実際よくある。

 

わたしが小さかった頃は、今のように発達障害と言う言葉を頻繁に聞くこともなかった。

いろいろな不具合はあるものの何とか社会にがんばって適応してきたのだろうと思う。そして何とかできる程度であったのだろうなぁと思う。

 

自覚している部分は、

うっかり

何度でも同じ失敗をする

そそっかしくすぐに怪我をする

よく、ものをなくす

ものを置いた場所をわすれる

など主にADHDの領域に当たる部分だと思う。ただ診断は受けていないのであくまで自分自身の主観であるが。

 

また小学生の頃、いじめ(集団で無視される、近寄ると汚いと言われる、聞こえるように悪口を言われる)にあっていた。おそらく女子によくあるルール的なものを理解していなかったのだろう。みんなと同じ行動をする、空気を読んで発言するなど女子同士の付きあいにおいて最も大事であるものができていなかったのだろう。

というのも、小学生時代の記憶がほとんどない。

 

円形脱毛症になり、中学校に入ってしばらく経ってから生えそろった。

環境が変わることによって、改善したことも多かった。

 

いじめが辛かったから記憶から抜け落ちているのだろうと思っていたが、発達障害の子どもにおいては、過去の記憶がほとんどないというケースがあると最近読んだ杉山登志郎先生の本に書いてあった。そうなのかもなー。

 

まぁでも、現在に至っては社会的な障害もないので、診断を受ける必要はない。

ただ相変わらず女子同士のお付き合いとして、ママ達とのおつきあいは苦手中の苦手であるが。

 

 そして、兄。

今まで保育園、小学校などで社会的に適応が難しかったことはありがたいことになかった。

ただ、うまれたときから寝ない、食べない、友達と遊ばない、で育てにくい子どもだった。すぐに転ぶなどそそっかしくしょっちゅう怪我をしている。何度も同じ失敗を繰り返し反省することがない。空気を読んだり、人の気持ちを理解すること苦手。

など程度は軽いものの今後苦労するだろうなぁと思われる部分も多い。

今は、学校などで配慮してもらわないといけない部分がないので、診断は必要ないと思うけど、気にしていかないといけないなぁと思う。

 

小林みやびさんの著書のあとがきにこうある。

「わたしの知人で1人目の子どもは発達障害、2人目は定型発達だったという方が、ある日ポツリと言いました。

『2人目を育ててみて、よその親はこんなに楽をしていたのかと驚いた』」と。

これは、発達障害の子どもを育てるのは、定型発達の子どもを育てるのよりかなり大変であるということを伝えた部分。

でもわたしは小さいときに定型発達の子どもと思っていても、大きくなっていくうちに定型発達じゃない!!と気づくときが来る気がする。まぁ人のことにわたしが何か言うのもおかしいんだけど。

だって次男が生まれたときは、長男に比べてなんて楽な子ども!!って思ったもんなぁ。寝るし食べるし他の子とも遊んでるし。でも発達障害だったもん。成長するにつれて判明することもあるし、逆に楽になることもあるな。