性懲りもなく・・・笑
このまま不登校になったらどうしようと行政の相談機関に相談してみた。
今まではかばかしい効果があったこともないのに、また性懲りもなく。
県の担当課に電話をして、教えられた相談窓口の電話番号に電話をかけてみる。教育委員会の中に該当部署があるらしい。
「子供の不登校についてお伺いして相談したいのですが」
「・・・電話ではなくて、ですか?」
なんだろう、この違和感。
これでとにかくこの県のこういった問題にあたる態度が目に見えるよう。
ついつい
「電話で解決しますか?」って言ってしまった。
そしたら電話口の人がかわり良さそうな人が対応してくれ、今日の予約をとってくださった。
そして、面談。
「心理士の○○です。よろしくおねがいします。」
名刺も名札も見せない。名前がむずかしすぎて、覚えられなかった。
名札くらいつけてきてくれ。
今までの経緯やら、発達障害や、家庭内暴力のことをお話しした。
彼の場合、とにかく書くということに多大なるストレスを感じるようだ。そのため、板書することやワークをこなしていくことに困難がある。そうしたことが負担になって、登校することから足が遠退いてしまうのかもしれない。板書ノートをチェックして、評価をするということが昨今の中学校ではまかり通っているようだ。人それぞれでよさそうなものだが。
「書くことが、負担なら板書は、最低限ここだけすればいいというふうに先生に言ってもらったり、ワークも分量を減らしてもらったらいかがですか?」と心理士さん。
「発達障害で、こういうことが苦手ですといって、そのように対応してもらえますか?」
「障害のある子には、合理的に配慮するようにというふうに決まっています」
「具体的にこういうときは、こうするというガイドラインのようなものは、あるのですか?」
「ないと思います。文書を全部読んでないので、詳しくは知りません」
?マジか。
「たとえばそのような配慮をしてもらったとして、評価はさがってしまいますか?」
「うーん、わかりません」
??そうなのか。
それと彼は、集中力を持続するのが苦手だ。授業中でも自分の課題が終わってしまって、他の子が終了する待ちの状態のときなどはうっかり寝てしまったりする。
「寝ちゃったときも、こら寝るなとか先生に言われると嫌な気持ちになって、学校に行きたい気持ちがまたなくなってしまうから、上手なやり方で授業に戻れるような声掛けをしてもらったらいかがですか?」
「それ、わたしから先生に言うんですか?」
「そうですねー、いいにくいですよね笑笑」
うーんモヤモヤ
「学校に行きたくないって本人が言うときは無理に行かせないほうがいいんでしょうか?」
「そうですねー、病院の先生はなんと言ってますか?」
「は?病院の先生には、不登校については相談していないのですが」
モヤモヤモヤモヤ
このまま学校に行かないと、他にどんなオプションを県や市は用意しているんだろう?
それに高校には行けるんだろうか?
「うーん、市でやっている施設があって、そこに通って自主学習ですねー、あとは民間の不登校の子を預かるような学校をさがされるか」
そうなんだ。
「あと出席日数で、受験できる学校が決まってきちゃうので、通信制や定時制の学校には行けると聞いています」
「えっ!!普通の高校には行けないんですか?」
「まぁそうですね、出席日数が大きく評価に関わってきてしまうので」
「例えばいじめとかあって、どうしても学校に行けない子がオンラインとか自学で勉強しても、普通の高校にはいけないということですか?」
「まぁそうですねー」
衝撃!そうなのか。
「そしたら、普通の学校に行かせてあげたいとおもったら、毎日嫌がっても必死で行かせようとしなければいけないっていうことになりません?」
「うーん」
「それが県の考えっていうことですか」
「うーん、ちょっとそれはわかりません」
消化不良。あれ?わたし相談するところ間違えたのかしら??
わからなかったことを調べておきますもなく、
「次はいつ来られそうですか?」
「は?えっとちょっと今は決められません」
というのがやっと。
結局、対応は各学校次第で、教育委員会に言われてもよくわかりませんっていうことなのね。