結果発表
WISCの結果を聞く日がきた。
担任とくだんのコーディネーターとWISCを行う資格のある先生の三人が私の前にならぶ。
「○○先生から、結果をお話しますね」と担任が言う。
「はじめまして○○です。よろしくおねがいします」
わたしの前にぴらっと1枚の紙がおかれる。
『1年1組 くんの様子と気をつけたいこと』
と題されたもの。
検査をしているときの様子。
検査結果
学校や家庭で気をつけたいこと
家庭でしてほしいこと
などの項目がならぶ。
あれ??
本とか他の方のブログで仕入れた知識によると、WISCってスコアとかなんか点数がでるのではなかったっけ??
とりあえず、話をきこう。
検査をしているときの様子。
むずかしい言葉を知っていたり、問題にも意欲的に取り組んでいた。
ただし、問題に対してのぶつぶつコメントや独り言、鼻歌が多い。
・・・そう、そのとおり。
検査結果
次男は今のところ知的な遅れはないそう。標準。とりあえず安心。
認知力がたかく、類推して作業できる。
書き方が丁寧。作業的なこともがんばれる。
処理速度がノンビリ。集中力が続かず、注意する範囲がせまい。
・・・そう、知ってる。
学校や家庭で気をつけたいこと
説明をきいてやること、順番を確認する。
周囲の状況に左右されるので刺激の少ない環境で学習させる。
問題文の理解が弱いのでちゃんとわかっているか確かめる。
家庭でしてほしいこと
まちがいさがしなどのドリルを活用して、全体の構成を見る力をつけたい。
絵日記や音読を確実に行う。
話をしっかり聞くことをさせたい。
ん??おわり??
だいたい知ってたことばっかりだった。
わたしが普段から思っていたことを客観的に外部の人や検査に「うん、そうだよ、そのとおりだね」とスタンプを押してもらうという意味では必要なことであったかもしれないけど。
「発達障害です」と診断できる医者でない人が、検査をして、発達障害かどうか判断はできかねますが、こういう特性がありますと教えてくれただけ。
学校にとっては、この子がこういう特性があるので、こういう対応をしていこうと前向きに考えてくださる姿勢は評価できる。
でも親にとっては、結局、発達障害なの??ちがうの??というモヤモヤが残る結果となったような・・・。
まぁ、先生方がこの結果をふまえて接してくれるならいいか。