もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

次男の新担任と面談

きのう、今年度の次男の担任の先生と面談した。

穏やかそうで、大きな声など出さなそうな感じの人だった。

まぁ、わたしの第一印象なんてまったくあてにならないけどね(笑)
去年も、「いい感じの人!!」って思ったけど、すぐに次男に「お前、うるせえ!!」って大きな声で怒鳴っちゃう人って判明したしね。

前にも書いたけど、前年度から新年度、教師間ではほとんど引き継ぎなんてされていないものと考えた方がいい。経験上。

今年も次男の取り扱い説明書持ってって、説明した。
でもわたしってこういうことが苦手で。
つんのめるようにしゃべってしまう。
その上、文書の方が多くてなかなか全部を口頭で説明することができない。
そのときの取捨選択が、うまくできなくって、結局なんかぼんやりした感じになっちゃう。
会社でプレゼンとかしてる人はこういうのも上手なのかもなぁ。

今年も引き続き、切り替えの難しさや準備の遅さ、集団行動がむずかしいことなど中心にお伝えした。

もうほんと数限りなくあるのだよ。

その辺は去年までとおなじなんだけど、今年は、体育もちょっとやってほしいなってことと、本人も発達障害ってこと知ってるよっていうことが変わったとこ。

今までは体育やれないならいいですよ、本人にも回りの人にも発達障害って伝えないでって言っていた。
今までこうしてきた理由はいろいろあるのだけど、省略。

でも彼は大前提として、体を動かすことが好きだ。
それは忘れちゃいけない。

ただ、みんなとおなじ精度で体を上手に動かすことはできないだけだ。
集団で体育をすることが苦手だからといって、体育そのものもやらないことにしてしまうと、彼の「体育をする権利」や「学校で体を動かす権利」が侵害された状態になってしまう。

それではいけない。
自分自身認識を新たにした。わたしは彼の権利を一番に守ってあげなくちゃ。
権利を主張するところは権利を主張する。
やり方を考えるのは、それからでいい。
そもそもその権利を行使できるよう、学校側や行政の側が一生懸命考えなきゃいけないのだ!!と思う。

それから、今まで彼に、しかるべきときに発達障害であることを教えてあげようと思ってきた。
わたしの予定ではもう少しあとだったけど、昨年度、彼の環境が目まぐるしく変わりすぎた。
マスクをつけなきゃいけない。つけられて当然、という空気になってしまった。
でも彼はつけられない。なぜだ。どうして。
まわりの子供と自分の違いに気づくことを余儀なくされることとなってしまった。
そして、選択の余地なく、そんな彼をまわりに理解してもらい、受け入れてもらわなければならなくなった。

まずは、彼自身について、彼が受け入れなきゃいけない。有無を言わせず、問答無用で、そういう時期がきてしまった。

今、発達凸凹や彼自身について勉強している最中なんですよ、まわりの子供たちにも理解を促すような環境づくりをがんばってくださいね、ということをお話しすることにした。

いろいろお話ししたけど、どれくらい先生、理解できるかなぁ。どれくらい努力してくれるだろうか。どれくらい親身になってくれるかなぁ。

これからまた1年が始まる。