もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

長男、修学旅行から帰宅。さっそくの大暴れ。

きのう、長男が修学旅行から帰ってきた。

天国の終焉。地獄の再開。

帰ってきて、ごはんを食べて、荷物の片付けをはじめたところまではよかった。
なんかお利口じゃないか。楽しめて、充実感があるだなぁ、なんて思ったのも束の間。

ポケットにいれておいたはずのハンカチがない。と言い出した。

洗濯場に洗濯物を運び出した頃だ。
2日の行程なので、ハンカチは2枚洗濯行きになる。ところが1枚しかない!!というのだ。
最初は家の中を落ち着いて探していた長男。

見つからず、だんだん感情が落ち着かなくなってくる。昂ってくる。

「なんでないねん!!」

知らんがな。

「さっきまであったのに!!」

「気持ち悪い!!」

どこに入れていたのか、いつまであったのか、などを静かにひとつずつ尋ねてみる。
もうヒートアップしちゃってる彼、激昂しながら答える。

ズボンの前の右側に入れていたと帰りのバスに乗っている途中にはあった、と。

答えながらも、彼が食卓としている小さなテーブルを投げつける。
何度も投げられて、息も絶え絶えで、脚がとれかかっていたテーブルさんは、今回で力尽き、脚がすべて取れて完全に死んでしまった。

足を踏み鳴らし、泣き叫ぶ長男。

待て待て、ハンカチやぞ。
テンションとなくしたものがアンバランスじゃない?
なんでなん?それわたしが知ってるハンカチ?

と、わたしはいまいちピンとこないのだが、夫は気持ちはよくわかると言う。もちろんそれで暴れることに対しては否定的であるが。

「完璧」を目指す彼にとっては、「見つからない」ということが「気持ち悪」くて仕方ないのだろうという。

だから、むしろ暴れたりしていないで、落ち着いて、可能性を潰しながら、探せよ、と言う。

探したけど、家にはない。それは確実。バス降りるまであったのか。それなら帰り道に落としたのではないか。バスを降りたときにどうだっか記憶がないなら、バス会社に問い合わせる。

などそういう要領で、自分の記憶をさぐり、ひとつずつに可能性を消していけばいい。

と合理的なアプローチを提案する。

まぁ興奮状態の長男は、夫の合理的な提案も受け入れることができず、気の済むまで暴れ、暴れつかれて、お風呂にも入らずに寝た。

はぁーーーーー。とにかくめちゃ疲れた。