もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

SDG'sで給食完食!…って、んなあほな

次男は、通級指導教室に週1回通っている。次男の通級指導教室は、自校にある。

通級指導教室での内容が、毎週記載され、紙ファイルに綴じられて、次男が持ち帰ってくる。

たいていの場合、今日はこんなことをやりましたの他に、次男のがんばりやもう少しできれば良いことなどが書いてあって、ふむふむと思いながら読み、がんばってるなぁなんてほほえましく読んでいる。

それに、保護者であるわたしと、担任の先生がコメントを書く。
担任の先生を経由して、次男がファイルを持ち帰るので、すでに担任の先生のコメントも入っている。

で、今週の通級指導教室。

最近の話題でSGD'sを取り上げましたと書いてある。その中で興味があるものは、あるかと聞いたと書いてある。

まずSDG's。通級指導教室でそれ要る?
療育やSSTの一環なの?
まぁ、凸凹さんたちは、興味を広く持てなかったりするので、自分の趣味とか関係ないものについて、社会的に広く興味を持ちましょうねという視点か。
まぁよい。

飢餓とか貧困問題を多分選んだようだ。
そのテーマに関連して、なんとか自分に関係ありそうなことをひねり出したんやろな。

「給食を完食しているそうです!」

と書いてあいてあった。んなあほな。
給食食べるの、ごはん食べるのが好きやからやん!!腹一杯なるまで食べますわ、そら。それは普通に食べたいからや。
もしかしたら、残したらあかんという義務感もちょこっとはあるかもしれん。
クラスの目標にしたりしてるでしょ、「残菜ゼロ」って。
決して、世界の飢餓問題ゆえではないでしょうよ。
いや、もちろん世界の飢餓問題も憂えてはいますよ。
でもこれは、ちょっとすり替えやわ。

さらに、担任のコメントが、

「飢餓問題のために給食を完食しているのですね、はじめて知りました!!すごい!!」

マジか。そんなわけないやん。ひっくり返るわ。何から何まで褒めればいいってもんちゃうで。

それに、給食完食したからって世界の飢餓は解決せんからね。フードロスの問題に関しては、貢献できるかもしれんけど。
それだってそのために完食しているわけではない。
純粋に食べるのが好きだからです。
それでええやん。それだって十分素敵なこと。変な他の意味みたいなやつ、くっつけんといてほしいわ。