もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

長男、さわってこなくなった

おさなすぎて、困る長男だけど、気づけばちょっと変わっていることもたまにはある。

快適な人との距離を保てない、人の領域に侵入しやすい、というのが、発達凸凹さんの特性だと思っている。

長男は、わたしとベタベタしたがった。何かにつけ、さわってきた。
小学生のころは、そんなもんだと思ってきたが、中学生になってからもそれはかわらず、わたしのひざに座ってきたり、胸をさわってきたりすることも多かった。

中学生ともなると、こちらもかなりの不快感がある。でも拒否してはいけないのかと悩み続けた。
だんだんなんというか、さわり方もいやらしい感じになってきちゃって、これ、なんかヤバいやつじゃない?と思いながらも、恥ずかしくてなかなか人にも相談できないし、辛かったときもあった。

そんなとき、引きこもり救出マニュアル(以前も書いたけど)を読んで、家庭内暴力をなくすには、徹底してスキンシップをやめることという趣旨のことが書いてあったので、それからは、頑として拒否することにした。

その本によると、嫌だと思いながら我慢しているお母様もけっこういらっしゃるようで、わたしだけじゃないんだ!!と思って、勇気付けられた。

いつもお風呂上がりに、保湿クリームなどを塗るのも、塗って塗ってとせがまれていたけど、それも断るようにした。

粘り強く拒否を続けた。

そして、最近気づいたら、触ってこなくなっていた。
クリームも自分で塗るようになった。

普通の子は、年齢なりの成長が、期待できることが多いけど、凸凹さんの成長はゆっくり。年齢通りの心の成長は、なかなか期待できなくて、こちらが戸惑うことが多い。でもこうやって、気づけば、あ!!変わってる!!と思うとき、普通以上にうれしい。

あと、風呂を出たとき、もろだしなことをやめてほしいなぁ。もう毛がはえてきてるんだよなぁ。普通は隠すでしょ!!とはいえ、その普通が無理なんだよなぁ。