長男、うまくいかないことがあると頭痛
きのう、長男は放デイに行く日だった。
次男はスイミング。
そんなときは、ふたりを車にのせ、ひとりずつ降ろしていくシステム。
夫が仕事がお休みだったので、夫に頼んだ。
次男は、時間までに水着を服の下にきた。
長男は、それまでフォートナイト(しばらくやってなかったのにまた復活してしまったのだ)をやっていたのだが、ちょうどタイミングよく終了し、服も着替えることができた。
遅滞なく出発!!
なんと素晴らしい!!ひとりでご飯作ったり、ちょっとはゆっくりできるではないですか!!
と思ったのはつかの間。
長男が帰ってきた。
マスクを忘れたらしい。
夫は家の前の車のなかで待っている。
次男はスイミングに到着して降ろし、これから長男を放デイに送り届けるタイミングだったらしい。
「頭痛い。もう無理」
「え?もう行かないってこと?パパ車で待ってるんやろ?行かないなら言ってきーやー」
「もう無理。寝る。無理」
仕方なく車の夫に言いに行く。
「頭痛いから行かないんだって」
「はぁ??」
そうなるよね。わかるわ。
自分のなかできょうはうまくいっていたのだろう。時間通りにゲームをやめて、服着替えて、気分よく出発できた。
ところが、完璧だと思われたのに、忘れ物。
プチパニック。
嫌だ、嫌だ、嫌だ、頭痛い、痛い、痛い、もう無理、無理、無理……………。
精神的な落ち込みが、体の変調に直結するみたいだ。
もしくは、頭が痛いような気がしてくるのかもしれないが。
結局そのまま布団にもぐりこんで寝てしまった。
わたしも含め、発達凸凹さんたちはしょっちゅう失敗する。
忘れ物をする、時間に間に合わない、そもそも場所や時間をまちがえている、などなど。
だからこそ、そういうときに、どうやってリカバリーしていくかということを学んでほしい。
あるいは、失敗しないように事前策をたくさん考えておく、とか。
きのうも、夫はマスクがないなら、コンビニとか薬局で買おう、とか放デイで素直に忘れました、っていって、放デイで予備のものをもらうとかリカバリー案を提案してくれたようだ。
でも、他のマスクは嫌だと、自分のこだわりを捨てられず、夫の提案には乗れなかった。
そこまでしていかなきゃいけないところ、という思いがない、という事実もあるだろう。
それがグランパスの試合に行くとき、とかだったりしたら、マスクを買うという選択肢も選べたかもしれない。
自分のそんな凸凹さを理解したり対処法を学んだりするために放デイに行ってるのに、そこに行けなきゃどうしようもないでござる。
まぁ、きのうは、はじめての体験で、うまく対応できなかったけど、今度こんな状況に直面したとき、なんとかうまく対応できるといいな。
こんなに臨機応変をひとつずつ学んでいかなきゃいけないのです。
それが発達凸凹さんたちの現実。