長男、手帳を買う
長男が先日、シャーペンを買いたいからというので、本屋に連れていった。
休校期間中に、図書カード5000円分を小・中学校の子どもたちひとりひとりに市からもらえた。
すっかりわたしはそんなこと忘れていたのだが、長男はそれをちゃんととっておいたようだ。
というよりは、長男はまったく本を読まない。なので使わなかったというのが正しい。
次男は本(図鑑寄りだけど)が大好きなので、とっとと本を買うのに使っていた。
文房具を買うのでも、デパートやロフトみたいなとこでは図書カード使えないけど、本屋なら使える。
本を買わない彼にとっては賢いやり方だ。
とはいえ、本屋くらいひとりで自転車乗っていけよ!!と言いたい。
中学生なんだし、りっぱな自転車あるんやし、ゴルァ!と言いたいが、本屋は、わたしも大好きなので一緒に行った。
本屋では別行動。彼の用事が済んで、帰ってきた。
そんなことがあって、てっきりシャーペンだけ買ったのかと思っていたのだけど、実は手帳も買っていたらしい。
いつも整形外科で予定を取るのだけど、自分の予定がわからなかったり、しなきゃいけないこともわからなくなったりするから、ちゃんと予定を描いたり、メモをするのだという。
最近やりはじめたtodoリストも手帳でやる!!という。
なんと殊勝な心がけ。自分から必要を感じてやらなきゃいけないなと思うとは。
さっそくのりを買う、という付箋を貼り付けて、達成したら剥がしてた。
彼は、発達凸凹さんの特性ですぐに忘れる。持ち物ややらなきゃいけないこと、予定、提出物の締切日も。
だから、メモすることはとても大事。
でもメモすること自体を忘れる。そのうち手帳の存在すら忘れる。目につかないところにしまいこんだりしたらもう終わり。
手帳を買うことは、始めてではない。
前も自分のおこづかいから、お高いほぼ日手帳を買った。
最初ははりきって書いたけど、すぐに飽きる、忘れる、しまいこむ、おしまい。
「あれは、ちょっと分厚すぎたから」
という。まぁ確かに。
「だから、今度は薄いやつ買ってん」
「学校にも持っていけるように」
おお、すこしは学習してるのね。
だから、わたしもまた懲りずに期待しよう。
今度は、長続きするであろう、と。