次男と発達障害についての本を読む
夜、寝る前に次男と本を読んでいる。
大抵は、物語の本だけど、最近発達障害について書いている本を読んでみた。
そろそろ自分のことについて知ることも大事だと思う。小学校4年生。早いのか遅いのかよくわかんないけど。
コロナ禍になって、マスク着用がマストになった。でも彼は皮膚感覚の過敏があって、他のみんなのようにはマスクをつけられない。
今までも他のみんなと違うところがあるとは思っていただろうけど、如実にわかるようになってしまった。
本には、たいてい、最初に気になる行動として、彼ら凸凹さんの特性が載っている。
みんなの輪に入らず、ひとりで遊ぶことがおおいです。
とか、
自分の好きなものについて一方的に話します。
とかそういうやつ。
それを見て、
「これ、おれのことやん!!」
「この本書いた人エスパーやな!!」
「もう、おれの悪口ばっかり書いてる!!」
とか、そういう反応がいっぱいあって、なんかとても面白い!!
いや興味深い。
へぇー、こういうとこに自覚あるんだなぁ。
自分のこと、わかってるやん。
気がついてたんだなぁ。
でも、そういうこと指摘されるとやっぱり嫌なきもちになっちゃうんだなぁ。
気にしてるんだなぁ。
なんかかわいくていとおしい。
「◯◯ちゃんだけじゃないんだよ。他にもたくさんいるんだよ」
とか、
「悪口じゃないんだよ。こんな特徴や個性を持つ子どもがいるんだよって教えてくれてるんだよ、みんなに」
と、次男に話した。
「ふーん」
となんか釈然としないようだ。
責められているような気がしてしまうのは、まぁ仕方ないかな。
ゆっくり自分や自分とおなじような子どもたち、いや大人もかな、について知ってほしい。
そして、どうすればうまくいくのかな?
どうしたら、みんなに理解してもらえるのかな?
苦手なことを助けてもらうには、どうやって伝えればいいかな?
なんてことを少しずつ学んでいってくれるといいなと思う。
18歳の成人。今からやっても間に合わないかもしれない。
でもいつまでも一緒にいてあげるわけにはいかないのだ。
それならば、早くから取りかかっていくのに越したことはない。