本好きの遺伝子
毎晩、次男と本を読んでいる。
以前にも書いたけど、アーノルド・ローベルのかえるくんのシリーズをずっと読んでいた。
その後、ロアルド・ダールの「チョコレート工場の秘密」を読んだことで、今は「ガラスの大エレベーター」を読んでいる。
大体、毎晩1章ずつ読む。
ガラスの大エレベーターも佳境に差し掛かっている。
「じゃあきょうはここまでね」
と電気を消して、おやすみなさいをした。
ところが、しばらく経ってから、本をめくる音がするのに気づいた。
次男が、暗闇で続きを読んでいる。
「もう、寝なきゃいけないよ、明日起きれないよ」
と声をかけてもしばらくやめない。
「気持ちはわかるけどさ」
うん。気持ちはすごくよくわかる。先が気になってやめられない。
わたしもむかし本を読み続けて気づいたら2時3時なんてことはざらにあった。
夫もそのクチ。
長男は、まったく本を読まない。読めない。もはや発達凸凹さんの特性なの?こんな特性もあるのかしら?と思うレベル。
本好き遺伝子はどこにいってんな、とおもっていた。
そしたらここにあった。本好き遺伝子。次男。
次男は、図鑑も物語の本も好きなのはわかってたけどね。
寝る間を惜しむような子になるかもしれませんな。
きのうは数回声をかけたら諦めて、寝た。
ただでさえ、寝付きも寝起きも悪いのに。もぅ。
とは思うものの、本の虫のわたしにはあまり責められない。