もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

堂々と胸張って、火星人として生きていけばいいのよ

「うちの火星人」を読んだ。平岡禎之さんによって書かれたもの。2014年に出された。
平岡家のお話。平岡家は、父である禎之さん以外の妻と子供以外の5人に、発達の凸凹がある。

禎之さんは、次男さんが学校に通っていたときに、「発達障害ではないですか」と言われ、それから発達障害のことを学び、家族全員がなんらかのそういった特性があることに気づかれた。そしてその後ご家族の特性や気づきについて4コママンガで連載を始められ、それらを収録した書籍を出版された。

そして、題名の言葉。
「堂々と胸張って、火星人として生きていけばいいのよ」は、奥様の言葉。家族やご自分の特性を知り、自覚して出た言葉。

この本を読む前から、わたしは子供達のことを宇宙人だと思っていたし、もう普通をめざさないということを決めていた。
それでもやっぱり迷うことも多かった。ほんとにそれでいいのかとそれで将来やっていけるのだろうかと。
だから、この本を読んで勇気づけられた。

平岡さんは、奥様やお子さまについて、すごく分析が進んでいて、うちの子供達についても、
「そっか!!だからだったのか!!」と思う部分が多くあった。
本を読んで気づいたことについても、今後書いていきたいと思う。

先日、次男が学校でうまくいかず、担任の先生から暴言を言われたことで、学校に異議を唱えに行った日、わたしも家族に対して高らかに宣言した。
「堂々と胸張って、火星人として生きていこう」