もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

to do リスト

先日、長男の放デイのモニタリングがあった。

長男の支援計画の進捗や新たな課題などについて、保護者であるわたしと事業所がおはなしするというものだ。

わたしは、長男の課題は、先の見通しがたてられない計画性のなさや自分の気持ちや思っていることを表現できないこと、自分と他の人の境界線がわからず、人の領域に侵食してくること、きまった時間にあわせて行動することができないこと、感情を制御できず暴力がでることだと思っている。

それを事業所の方にお伝えした。

実際、家庭でやれることには限界がある。

親も親の仕事や家事があるし、いつもいつも子どもたちに世話をやいてやれない。

普通の子どもたちに比べたら、どうしても一緒に考えてあげたり、工夫をした声掛けをしたり、余分に待ってあげたり、手間暇がかかっちゃうのだ。

たとえば、普通なら1回言ったらわかることでも、彼らには何回でも言わなきゃいけないのだ。

普通の子なら、1から10まで教えてあげなくても要領よくやれることも、彼らにはそういうやり方は通用しない。

だから、子どもたちのお世話も、丁寧にやれるときはやれるけど、やれないときは、ほったからかしの状態になってしまう。

あれれ?どうすればいいんだっけ?とか内心で思いながらの混乱状態になる。

やったりやらなかったり、というのが一番よくない、とは常々おもっている。

だから、ちゃんとPDCAサイクルを見てあげれる人が必要だと思っていた。

上のような長男の問題点について、どういう対策がいいか考え、できたかできなかったかをまた検証する、ということを本人と考え、一緒にやっていこうと話してくださるという。

で、本人と話し合ってくださった結果、優先順位をつけられない彼のためにto doリスト。

それとカッとなってしまうところについては、そうなってしまったあとから本人がその行為やその行為の経過や結果について検証するシート。

それらをもらってかえってきた。
うまく使っていけるといいな。
さっそくtodoリストに書き込みだした長男。
今度、どんなふうに推移していくか書きたいと思う