中学校、ほめようweekってなんなん?
先日、中学生の長男が、学校から
「今週は子供たちをたくさんほめましょう!!」
というプリントをもらってきた。そして、月曜から日曜まで、それぞれの日に何回ほめたか、それとそれぞれの日に印象的なほめかたはどんなだったかを書くようになっている。
ほめられると、自己肯定感が高くなります!!ぜひともおかあさんおとうさん、やってみましょう!!ということらしい。
あほか。
こちとら毎日ほめとるわ。
なぜなら、発達障害の子供を育てるための本には、大抵、
「発達障害の子供たちは、叱られることが多く、自己肯定感が低いことが多いです。ささいなことでもすすんでほめていきましょう」
というようなことが書いてある。
だから、
朝、ちゃんと起きれたね、からはじまり、ごはん食べる時間十分あるね、はみがきできたね、時間に間に合って学校行く用意できたね、
夕方は、ごはんの用意手伝ってくれたね、ごはんたくさんたべれたね、勉強に取りかかれたね、勉強やれたね、風呂ちゃんとはいれたね、ゲームやめられてえらいね、はみがきできたね、薬飲めたね、寝る時間に間に合ったね。
と、ささいなことでほめほめのほめまくり。それに日常にはささいなことしかないの。
だからって子どももやったぁ!ほめられた!とは思ってないだろう。実際わたしも惰性でやってるなぁとおもうこともある。でも少しの希望を持ってやってるっていうのが現状。
そんなんみんなやってると思ってたわ。
おとうさんおかあさんがやってないですって?定型発達の普通の子のおとうさんおかあさんってどんだけさぼってんの?
あとどんだけほめても、その労力分の見返りなんてほとんどないからね。ほめて自己肯定感をあげてあげましょう!!なんて、無責任に「自己肯定感」なんていう見返りがあるかのように言うが。そんな甘いもんちゃう。ちょこっと誉めただけで自己肯定感なんてあがるかいな。
小学生ならいざ知らず、中学生の自己肯定感があがるような褒め方なんて、家庭の日常生活にあるのかな?よっぽど学校の先生や部活の先輩とかに誉められた方があがると思うけど。
それぞれ1日10回と、表には書いておいた。
最後に、一週間やってみて、感想を書きましょうと親からと子から書くところがあったが、
「つねに誉めるように以前からやっておりますが、親が誉めることよって効果を感じるということは難しく感じます」
とわたし。
「誉められることが意味のあるように感じませんでした」
と長男。
アスペルガー的親子は、そんな感じです。