支援の手が届かないという現実
きのう、次男の判定の日だった。
通級に通うか支援級に入るか、それともそのまま普通級のみか。
判定員の方が授業を見学し、その後母であるわたしと面談するというスケジュール。
面談時間に面談する教室の前で待機していたわたし。
前の方がまだ面談中。
そこへ小学校の特別支援コーディネーターが現れた。なんかいまいちピンと来ない人であんまり好きじゃないんだよなー。いつもなんかモヤモヤさせてくる。
この判定もこちらからお願いしてなんとかこの日にいれてもらえた。判定は可能ですが、判定員の方のスケジュールをおさえないといけないので、10月はもう終わっていますから、12月になりますよと言われた。
「10月でなくて12月になってしまって…」
と話しかけられた。
わたしもコーディネーターと会うことがないなら言わないでおこうと思っていた。なぜなら腹立たしいことが多く、きつく言ってしまうであろうことがわかっていたからだ。なのにわざわざ話しかけてこられたので、腹を決めて、お話しした。
判定をお願いしたとき、気の進まない様子だったこと、そもそもどうしてもっと以前にこういう支援のシステムがあることを教えてくれなかったのかということ。
そうしたら、
「1年生の時お会いしたときに、まわりの子供たちに発達障害のことを知られたくないとおっしゃってたんで」
という。確かにそう言った。なぜなら、そんなことを小学1年生には理解できないだろうと思うからだ。
でもわたしのせいなの?そんなことで?それは順番が違うんじゃないの?
それを勝手なそん度というんじゃないの?
支援が必要だと専門家が思い、通級に行くとなって、まわりの子供に知らせなあかんというならそれを是としただろう。
さらに
「希望者が多いと受けられないこともありますから…」
という。
は?希望者が多かろうから、判定の俎上にのせるのも最初からしないってこと?
そもそも支援が必要かどうかの基準って子供の特性による現状じゃないの?希望者の数なの?
「担任の教師からそういう要望がありませんでしたので…」
次は担任のせいなのね。
「教頭先生が、保護者の方に通級や支援級の提案がしにくいこともあると言われてたんですが、そういうことでしたか?」
と聞いてみた。
「そんなことは全然ないですぅ」
いっそ、言いにくかったと言ってくれよ。その方が諦めがつくし。
「じゃあ彼には、通級などの支援が必要ではないと1.2年のときの担任の先生が判断されたということですか?」
「必要ないというわけではないんですが…」
どっちなの?だからいまいちいつもピンと来ないんだよなぁ。明言しないというか。モヤモヤするー。
「担任の先生が普通級だけで十分やっていけると判断されたようですね」
という結論に達したらしい。
最初にいろいろな理由を述べてたからいまいち説得力に欠けるんだよなぁ。
3年生の担任は、通級のお勧めをしようと思っていたといっていた。だから今までは普通級だけでよくて、今回は通級が必要と思った基準はなんなの?ってことになっちゃうんだけどなぁ。