もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

長男の成長~うまくいかないことがあっても暴れない~

きのう、仕事から帰ったら、長男がしおらしい。しょんぼりしている。

「どうしたの?」

「自転車に空気がはいらなくって」

先日きたばかりのFUJIACEくんだ。

「え?なんで?」

「なんかバルブがこわれてるみたい…」

そして、自転車のとこへいって、詳細を教えてくれる。でもわたしには、ほとんど知識がない。

それに自分でできそうなことは、全部やってみたそうだ。チューブを変えてみようとしたが、車輪をはずすためのボルトが彼の力では固すぎて回せなかったそう。

「残念だね」
そうわたしがいうと、

「うん、ほんとーーーーに残念」

「パパ、帰ってきたらやってもらおうか。ママの力でも無理だと思うから」

まあ、普通の子供には普通の展開だろう。でもわたしはすごく驚いた。

今までなら、
自分の思いどおりにならない→なんだ!!こんなもん!!と怒る→なげつける→その辺のものに当たりまくる→その辺を蹴りまくる

回りを見回したがそんな形跡はない。自転車も無事そう。

大切なものを得て、少しは感情を抑制することを覚えたのだろうか?たまたまか?

とりあえず成長した!!と思っておこう。

結局夫が帰ってきて自転車をみてくれたが、こわれてなかった。空気をいれるやり方をちょっと間違ってたみたい。すごくほっとしていた。バルブはすぐにまがったりするみたい。

「バルブがこわれてても、チューブ変えるだけやし大丈夫やで」

と夫。

「まぁそれはわかっててんけどさ…」と長男。

本とかネットとか見て、いろいろ調べて詳しくなってきたみたいだけど、実物をいじるとなるとやっぱり違うよね。何事も勉強ですわね。