もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

通級ってどうしたら利用できるの?2

さて今度は中学校。

中学校の発達支援コーディネーターの先生にたずねる。中学校の発達支援コーディネーターも夏の始め、中学校に長男の配慮について願い出たとき、同席してくださっていたので、面識あり。

発達支援センターで聞いたことだけど、中学校の時期をすぎてしまうと、通級のような公的な支援は、まったくなくなってしまうそう。だから最後のチャンスかもしれません、と。

小学校の発達支援コーディネーターの先生よりもきちんと手続きをどのようにするか、どこへどのようにして通うか、どんなことについて学ぶか、どのように学ぶかなど丁寧に説明してくれた。

この前書いたように、長男の通う中学校に通級の設置はない。通い方の方法のひとつとして、近い中学校で通級の設置のある中学校に、中学校が普通に開校している平日の昼間に通うらしい。いつも行っている中学校を遅刻したり、早退したりして。(遅刻や早退扱いにはならない)

でもこれってすっごくハードル高くないですか?こういう風にして通ってる子いるの?まぁいるんだろう、知り合いいないからわかんないけど。だって普通に中学校として開校してるってことは、そこの中学の生徒と会う可能性が高いってことやんね?近くの中学校だから保育園からの知り合いやサッカー部時代の友達だっているし。どしたん?ってなるやん。

これは無理そう。確実に嫌がる。遅刻、早退も目立ちすぎる。

他の方法。閉校した学校で、夜間に開設されている通級に通う。うん。これなら行けるかも。

「これは今定員がいっぱいで」

でしょうね。そらそうでしょうね。だって遅刻、早退せんでいいねんもん。

あと大事なのが何をやってくれるか。書字、読字が苦手な子はその学習、人との関わり方が苦手な子はその学習。そう、それ!SST。それが一番やってほしいこと。そういう学習をする子は、担当の先生と1対1で話すことが中心になるという。カウンセリングみたいなことも含めて。あぁ、それやってほしいなぁ。やるっていうかなぁ?そもそも自分が困ってるっていう自覚ないから、なんでそんなんやらなあかんねんっていう感じかなぁ。と発達支援コーディネーターと話しながら考えてた。

そしたら、

「でも来年度受けるための申込みはもう締め切ってしまってて」という。

「え?そうなんですか?じゃあもう来年度無理なんですか?」

「かなり厳しいです」

え?マジか!言うて!。そんな期日あるなら、やってみるかやってみないか聞いて。もう来年度中3やねんけど。そういうことを含めて支援受けるつもりで、学校に発達障害ですってカミングアウトしてんねんから。友達いないこと、暴力振るうことなど人との関わり方がうまくいってないこと伝えてんねんから。

家庭内の暴力は、どこへ行って相談してもいまいち危機感もってもらえないことが多く感じる。所詮中学生でしょ?って思ってない?

ほんと積極的に自ら情報を取りに行かないと、待ってて降ってくることはない。

と心底思いました。

一応受けれるなら受けてみるか、長男に聞いてみた。長男は絶対やらないだろうと思ったけど、

「どっちでもいいよ」

「どっちでもいいってやってもいいってこと?」

「うん、まぁ」

えー!!やってくれるんやぁ。

と思うとなおのこと、もう申込めない時期になってしまったことが悔やまれる。もう一度なんとかなりませんかって学校にお願いしてみようかな。