もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

長男の部屋を模様替え

何回も書いているが、長男はワークができない。

字を読むのが嫌だ。考えるのが面倒くさいし嫌い。字を書くのもつかれるから嫌だ。
こう書き連ねるとほんとただのわがままに感じる。
でも彼にとっては、切実な問題だ。やらなきゃいけないのはわかっている。このままじゃいけないのもわかっている。
でも彼に間違ってほしくないのは、考えるのが嫌いなのでは、決してないということ。
謎解きも大好きだし、ドキュメンタリーを見るのも好きだし、自分の好きなことは、よく調べる。フォートナイトだって、どうすれば強くなれるのかよく考えている。

「なんで集中できないんだろう?」という。

そりゃ当たり前やんけ。ゲーム画面のまま待機しているモニター前に置いて、その机で勉強しようとしてるからやろうが。というわたしの心の声そのまま口に出すとまたもめそうなので、もう少しマイルドに、

「そりゃ勉強するところとゲームするところ一緒にしてるからじゃない?」

「配置変えてみたり、整頓したりしてみよっか」

で、本人やる気になり、根本的な解決を目指して、部屋の改造をがんばった。土曜日。

とにかくわたしもあんまり部屋に入らないようにしようとしたり、関わらないようにしようと及び腰になっていた。最近。

要らないものは徹底的にすてて、本棚の位置をかえた。本棚ももちろん整理した。学習机がゲーム類(プレステ、モニター、キーボードなど)に占領されているのはいかんともしがたかったから、そこで勉強するのは諦めた。低めの収納を机としてそこで勉強できるようにした。囲われた感を作って集中できるようにした。その収納とハンガーラックで部屋を間仕切って、就寝スペースと分けた。

そんなこんなで大分時間がかかったけど、一緒に模様替えをしたお部屋を彼はかなり気に入り、さっそくその日は勉強に取りかかれた。

どれくらいその前向きな気持ちを保てるか、お部屋をきれいな状態に保てるかわからないけど、とりあえず少しは前進したかな。