もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

次男の暴言問題

先日、学童の帰り際に、

「最近、暴言がひどくて……」

と、先生に言われた。
返答しようにも、次男はさっさと道路を渡って帰っていこうとするので、お話ししておられず、
(道路は、彼はひかれそうになるので危険)

「お家でもそうですか?」

と重ねて聞かれたので、

「あ、まぁそうですね」

と何となくうやむやな返答のまま帰ってきた。

でもよく考えてみたら、家では彼はほとんど暴言を言わない。
多分、学童の先生が嫌いなんだろう。
本人に聞いてみる。

「ねぇねぇ、学童の先生嫌いなの?」
「うん。嫌いなやつが2人いる」
「なんで?」
「だってめっちゃでっかい声で話しかけてくんねんもん」
「そうなん?」
「それに、何回も「わかった?わかった?」て聞いてくるし」
「だから、「やめろ」とか「うっとうしい」とか「ばか」とか言うん?」
「うん。もう近づいてきただけで「近づくな」っていう」

まぁ、定型発達で苦労しない子育てをされてる方に聞かれたら、まぁなんてこと!!どういう教育してるの!!と激昂されることと思われるが、発達凸凹の子供たちは、当たり前のこと。

だって、嫌いなんだもん。だって、嫌なことしてくるんだもん。言っていいかどうかというフィルターなんてない。思ったことをそのままいう。

大きな声は嫌い。大きい声でわかっていることを何回もいってくるのも嫌。そのうち、その人自体が嫌いになる。

わかるわかる。大人だって嫌いな人が近づいてきたらそれだけで嫌だもんね。話聞きたくもないもん。でも「大人だから」仕方なく話すし、適度な好感も表せる。でも子供は無理。特に発達凸凹の子供はもっと無理。そもそも本当のことを言って悪いとも思ってないもん。

でもそういうのって、言葉でこんこんと伝えても、なかなか変わらないんだよなぁ。そして、そういう特性なんですということも伝わりにくいし、まったく勉強していない子守りのアルバイト感覚の学童の先生に理解してもらうことなんてまったくもって、むずかしすぎる。
どうしたらよいのでしょうか。