もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

昼寝ルールを拒否する次男

目下、夏休み中。
次男は学童に行っている。
学童には、昼寝をするというルールがあるらしい。

小学生が?昼寝?
保育園じゃあるまいし。と正直思う。

学童の先生が、次男が
「昼寝をしません」という。
「そうでしょうね」

「寝なくてもゴロンとしてくれなければ困ります」
「どうしてですか?」

「その時間は本を読んではいけないことになっています」
「そうなんですか?寝たくない子は静かに本を読むっていうのがだめってことですか?」
「そうです」

ついついわたしもえ?なんで?と思ってヒートアップしてしまう。
「そもそも昼寝って要りますか?」
「昼寝の前に水遊びをします。疲れる子もいるので、寝ます」

ちなみにうちの自治体はコロナの影響で、今季はプールなし。従って学童でもプールはなし。水遊びといっても水鉄砲で遊ぶだけ。

「え?みんな寝ます?学校でプールに入ってもそのあと授業とかあるのに?」
「まぁほとんどの子は寝ないんですけどね、ごろっとして体を休めてもらう感じです」

そうか。まあそれはわかった。
「でも寝ない子、疲れてない子は、静かにしてるなら本読んでてもいいんじゃないですか?」
「だめです」

うーん。
「でも彼は、納得できないことは絶対にやらないので、無理だと思います」
「そうですか。ではひとりだけルールを守らないで、他の子には何て言えばいいですか?発達障害だからって言っていいですか?」
「まぁ別に構いませんけど」

本当にそれは構わないが、果たして、全然発達障害や発達凸凹さんたちのことをまったく勉強していないような学童の先生たちに他の子供たちへ説明することができるのだろうか。それで子供たちは納得できるのだろうか。

発達凸凹さんたちに、こちらの勝手に決めたルールを守らせるのは本当にむずかしい。特に時間を区切ってルールに沿って動くということは、普通の人が考える以上に困難なことだ。

何とか弾力的にやってもらえないかなぁ。その方が先生たちだって楽だと思うのだが。先生たちだって相当なストレスがかかるはずだと思うのだけれど。

やっぱりただのわがままだという風に見えるし、思われてるんだろうな。