もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

私と母 毒親というのはちがうのだけど

前回、実家に帰る足が遠のくということを書いた。

わたしの母親は、いわゆる毒親というのとはちがうが、むかしからほめられたことがない。
むかしはそんなもんだよと言われるかもしれない。
でも、どれだけテストで良い点をとったとしても、100点まであと何点あるやんとか、まちがったとこあるんやなといった具合に、できたことよりもできなかったことを批判されているように感じた。

どれだけやれば、誉められたり、余所の家のように ごほうびがもらえるんだろうかと思っていた。自然上へ上へと成績が上がることを求め続けた。
母は意図してそうしていたのではないかもしれない。勉強しなさいとは言われなかったから。でもどれだけ努力しても誉められず、間違ったことに焦点をあわせられることで、結局もっと勉強しなさいと言われているような気持ちになった。

小学校のとき、集団無視にあい、円形脱毛症になったときも原因はわたしにあるのではと言われているような気がした。なぜなら、いじめがあったのか、どんなストレスがあったのかなど、私自身にも聞かなかったし、学校に尋ねることもしなかったからだ。

結局大学までいかせてもらい、一人前にしてもらったことには感謝をしているが、こころがふれ合うというところまでは到達し得なかったように思う。
まぁ普通そんなもんだよと言われるかもしれないが。甘えるな。十分じゃないか。贅沢を言うなと。

大人になってからも相談事をしようものなら、結局最後はわたしの努力不足という結論を出されておわってしまう。

夫の母とのお付き合いに困ったときも長男の暴力に困っているときも、あなたの努力次第で良くなるからもっと頑張りなさいだった。しつけに厳しく良き母であろうと思っているのだろう、きっと。

そう言われるのもこころのどこかで分かっているのに、やっぱり相談しちゃうんだよなぁ。まぁむかしよりはだいぶ減ったけど。もっとがんばらなきゃいけないのかぁと思いたくないから。