もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

妬み嫉みとかの負の感情に勝てない

わたしが住んでいるところは田舎なので、高い学力を持つ子供が行くような私立の小中学校がない。だから、ほとんどお受験みたいなものはない。

教育熱心なご家庭のお子さんやお金持ちの子女が行くのは、国立大学の付属の小中学校だ。抽選で入れる。

うちの子は、一般の地域の公立学校に通っている。

職場で、付属の小学校にお子さんを通わせている方が、付属の教育のすばらしさやお子さんがそこで6年間、いかにすばらしい経験をしたかについて、他の方にお話している。
まさしくそれは子育ての成功者のようだ。

そんなささやかな自慢話でもわたしの心を波立たせる。

他の方も、お子さんの中学の部活の活動について話す。また今週の土日も試合なのよーてな具合だ。

ひとつひとつは他愛のないもの。これといって本人たちは自慢だなんて思ってもいないだろう。

でもわたしにはちくちくつきささる。心をざわつかせる。人は人。わたしはわたし。そんなことは十分わかっている。でも自分の子育ての困難さを思うとき、そんなささいなことでも嫉妬となってわたしをおそってくる。

きょうは、スムーズに学校へ行けたね、きょうは、宿題できたね、というレベルなのだ。人にはなんの自慢にもなりゃしない。

わたしたち親の能力ではなく、子供のレベルによって親の優劣をつけるようなことは不毛であることはよく理解している。
ただ、特に同じ小学校、同じスポーツクラブなどでは親同士の力関係が子供の優劣によって決まってしまっているという現状がある。
勉強の出来不出来、スポーツにおいてはレギュラーか補欠か、姿かたちの美醜も時には評価軸になる。

失敗してない!!だいじょうぶ!!人は人!!うちはうち!!卑屈になるな!!と心に言い聞かせないと、どんどん負の感情に支配されてしまう。

そんなのってわたしだけ??