もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

こんなはずじゃなかったのに

発達凸凹児の子育ては、「こんなはずじゃなかったのに」という内なる声との戦いの連続だ。
勝手に失望して、勝手に落ち込む。
「なんでこの子はこんなんなの?」子供のせいにしたり。


いわゆる普通の子が、難なく達成していくことができない。難なく歩いていく道が歩けない。難なく描ける未来が描けない。


かわいいかわいい保育園のお遊戯。何がそんなに悲しいのか、最初から最後まで大泣き。

児童館のサークルで知り合ったお友達グループと家族ぐるみで遊ぶ。お友達と遊べない。ひとりぽつねんとたたずむ。そしてまったく寂しそうではない。

走り方もギクシャク。走るのもなわとびも鉄棒もほうっておいたらいつまででもできない。運動会ではうまく走れず、途中で走るのをやめる。ビリでゴールして泣いて、帽子を投げつけて、大暴れする。


「こんなはずじゃなかったのに」場面が多すぎて(笑)

わたしだって、暑いときも寒いときもグランドで部活とか試合やってる子供を応援したかったさ。負けて泣いてる子供を励ましたり一緒に泣いたりとかさ。

試験前で朝から晩まで塾にカンヅメだからって弁当2個持っていかなきゃいけなくって、えー、2個もいんのー?とかぶうぶう言いながら弁当作りたかったっすわ。

普通にありがちな家族の風景。
言うなれば、進研ゼミの付録についている漫画のような子供。ほんと憧れる!!
一般の方が考えるよりも、ほんと「普通」って尊い

「こんなはずじゃなかったのに」からの脱却。

心の片隅にいつも
「普通ってつまんねーなー」っていう気持ちの置き場所を作っておくようにしている。