もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

くじびき

まだ次男が小学1年生で、学校から問題のある児童ですと指摘されたばかりのころ。
医者の診断をうける待ちの段階のとき。

夏休みだったので、実家に帰って地元の会社員時代の友達に会った。
独身時代には、飲みに行ったり、合コンしたり、一緒のジムに通ったり、すごくたのしい時代をすごしい仲良しのお友達。

発達障害の子供を持つ先輩でもあった。

わたしは、自分の子育てが失敗したのだと落ち込んでいた。ほんとにどうしたらいいのかわからなかった。
そんなときだった。

ちょうど大谷翔平くんが、大活躍し始めていたころで、
「いいなー、どんなふうに子育てしたらあんな子に育つねやろ。お母さんすごいな」と言った。

そしたら彼女は、
「あんなん絶対くじびきであたっただけやで、たまたま」
と言った。
もちろん、わたしも彼女も大谷翔平くん母の子育てのことなんて全く知らない。
だけど、すごく救われた気がした。
そして、
「たまたまわたしら宇宙人があたってん」と彼女。

笑。
だよな。そう思わないとやってられない。

その後、宇宙人たちの生体を話し合った。

宇宙人たちは、常に宇宙人たちのルールで生活している。

「宇宙人には、あいさつするっていうルールないからあいさつせーへんのやろうけど、地球人のルールではあいさつせなあかんねんで」とか。

「宇宙人は、ごはんは立って食べたり、歩きながら食べたりするかもしれんけど、地球では座って食べるねんで」とか。

「ごめんやけど、ちょっとずつ地球のルールまなんでいってなー」

せっかく地球にきてくれたからには、慣れない地球でちょっとでも楽しい思いしてもらうためにもわたしらがんばろかーと。

昼間っからビール飲んで楽しかった。肩の荷をおろした。

さて、ひいたくじは、当たりかハズレか?笑