もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

中2長男、思春期こじらせ中

中学2年生長男は目下、思春期真っ只中である。

 

「俺なんて誰からも必要とされてない」

「俺なんて、何やっても駄目だ」

「俺がいない方がみんな幸せやろ」

「俺はなんでも途中でやめてしまう、どうしようもない奴だ」

 

このころ、誰もが悩み、葛藤し、どのように生きていくのかを探す。

 

「みんな考えることやで」

と言ってしまっては身もふたもない。

彼の中ではすごく重要な悩みに膨れ上がってしまっている。

 

先日読んだ『発達障害がある子供を育てる本 中学生編』に書いてあった。

 

「中学生になるころ、子どもの心身は大きな変化にみまわれます。思春期であるこの時期は、アイデンティティ(自己同一性)、つまり「自分はこういう人間だ」という自己認識を確立する大切な時期です。自分を強く認識するなかで、発達障害の有無にかかわらず、理想と現実のギャップに苦しんだり、イライラを募らせたりします。

また、発達障害がある子どもは、自己認識する力が弱いので、心の混乱にどう対処すべきかわからず、問題が大きくなることもめずらしくありません。」

 

そう、まさにこれ。

誰しも思い描く自分と現実の自分のギャップに傷つくし、イライラする。ここでこれが自分なんだと割り切ってしまえたり、理想の自分に向かって突き進む強さがあるといいんだけど。。。

 

長男は、まだ完全に心の混乱の中でさまよっている。そしてどうしてあげればいいのかわかんないんだよねぇ。本にも「こうしてあげればいいです」とは書いてないしねぇ。見守っていたら時間が解決するのかねぇ。定型発達の子はそれでいいのかもしれないけど、発達凸凹さんはどうすればいいんだろうねぇ。

 

「勉強したくないならベネッセもやめようか。負担になるなら。」

「それも続けられへんかった、俺は最低やーー!!」

 

あぁ、間違えた。失敗したーーー。

 

今まで、塾もサッカーも頓挫してやめてしまっている長男。さらに自尊心が傷つくことをいってしまったなり。母失敗。

 

「こんなだめな脳じゃなんにもできんわ」

 

まだ宇宙人のりっぱな脳を前向きにとらえられてない長男。

うーーーん。時間がかかりそうなり。どうしたらいいか教えてほしい。