もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

次男と一緒にお出掛けしたくなくなる理由

やり始めるのにも時間がかかり、やめるのにも時間がかかる次男のお話を書いた。
だからおでかけをしたくなくなるのだと。
お出かけをしたくなくなる理由が他にもある。

次男は動きがおかしい。
一緒に歩きながらも、キック、パンチなどのポーズをしたり、床(地面?)を這うような動き、ジャンプ、床(地面?)を転がるなど、とにかくおかしい。ヒーローになりきっている。もしくは恐竜や怪獣になりきっている。

保育園に通う幼児のときは、
「見えない敵と戦ってるんだよねー」
「今は、仮面ライダーが激アツなんだよねー」
くらいで済んだが、
今は完全におかしいやつだ。

イオンなどのショッピングモールに行ったときなど、前から向かってくる人に当たりそうになるし、むしろ相手方が避けてくださる。
幼児の頃は、相手方もほほえましい感じで見てくださっていた。
今は完全に眉をひそめられる感じ。

幼児の頃もうちの子みたいなおかしな動きの子いないよね?となかば不審にはおもっていた。

やっぱり特撮ヒーロー好きだから?恐竜好きだから?思わずそうなっちゃうの?

でも小学生になっても、それがマーベルヒーローやゴジラに変わっただけ。
発達凸凹さんでしたとわかってからは、
「あー、やっぱりね」
だから、まわりにどれだけ人が人がいてもお構いなしに今、自分がしたいことをする。
これは、彼の特性だから、発達凸凹のある子がみんなこんな行動というわけではない。もちろん。そこは強調したい。長男はまったくそんなことをしない。

がっちり手をつないで、歩こうとする。手をつなぐのが嫌いな彼は振りほどく。
手首をがっちりつかんで歩く。何とかして振り払う。
その攻防がはてしなく続いた。
もうよっぽど通行人に危害を与えないくらいならいいかと思っている。

たまにSNSやネットニュースで、電車の中で子供が騒いでいるのに叱らないお母さん的な話題が出ることがある。
いろいろあって、こんな状態になっているのかもしれません。詳細はわかりませんが。他人事とは思えないのです。そのお母さんも人がいっぱいいるところはできれば避けたいけど、用事があって、意を決して出掛けているのかもしれません。