もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

長男、個別指導計画

きのう、中学校の長男の担任の先生からお電話をいただいた。

個別指導計画を作る時期なので、お話をお伺いしたいとのこと。
学校ではとくに課題が見つかりませんという。

確かに3年生になって、不登校の兆しも見せず登校するようになった。
干渉しないが、提出物も出しているようだ。
1、2年の頃にあった学校が嫌、勉強が嫌、嫌、嫌モードは影を潜めているらしい。

3年生のクラス分けにおいて、配慮をしていただいたことが功を奏しているのだろう。

それに加え、彼自身の成長もあるのかもしれない。
それについては今度書こう。

家庭でのことを教えてください、とは言うが、一番の問題は暴力行為である。
でもそれを学校の指導計画に入れるのはちょっとおかしいし、そもそも先生は目撃したことないんだから無理だよね。

次男の場合は、わざわざ学校から家庭に課題を教えてくださいと言われるようなことはない。
学校での課題が、担任の先生にわかりすぎるほどわかるからだ。

そこがわかりやすい発達の凸凹とそうでないかの違い。
実際、他人が見てもよくわかる凸凹さんの方が幸せに暮らしやすい気がする。
今も将来も。
何が苦手なのか、何が得意なのか、何を支援すればよいのかわかりやすい。
だから比較的まわりのお友だちや大人も対応しやすい。
そうこうするうちに本人も改善する努力をしたり、こういう風に助けてもらえばいいんだなということを肌身に感じやすい。
そういう積み重ねが将来にも生きるような気がするのだ。

しかし、わかりにくい凸凹さんは、ひっそり苦手を感じている。だから、まわりもほんとに凸凹なのかな?助けなくても大丈夫じゃない?なんか全然いけてるやん?と思う。そしてそっとしておく。

大人になってから、判明するDVの男性など、全然そんな風に見えなかった!!ということが多いじゃないか。
あと大人の発達障害と判明する人もたいてい、子供の頃、優等生だったのにとか、手がかからなかったのにと言われているような気がする。

だから長男の将来の方が次男の将来よりも憂えている。