もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

次男のやさしさがしみる

木曜日、次男の絵画教室へ行った。
すると、何か紙が貼ってある。あれれ?お休み??

今日までお休みと書いてある。先週も休みだったよ、2週連続で。

「お休みなんやー、やったー」

とあっさりした次男。

マジで?なんで?となかなか立ち直れないわたし。
そんなの言ってたっけ?

「次回の木曜日のレッスンは、26日です」

って言ってたような?記憶が頭の片隅にうっすら?いや、これは今自分が作り出した記憶か?

絵画教室まで、車で25分くらいかかるのです。往復で50分。まったく無駄にしてしまったことになるのです。

一年間のレッスンカレンダーをもらってる。だから、ちゃんと確認しなかったわたしのせい。
夏休みは1週だけという思い込みをもったわたしのせい。お休みの前の最後のレッスンに聞いたかもしれないが、すっかり忘れてしまっているわたしのせい。

そんなことが頭のなかでぐるぐる。感情をうまく処理できず、パニック状態。

あー!!この1時間弱あったら、いろんなことができたのに!!という後悔。

とにかく早く帰ろうとまた車に乗る。

でも、なかなか気持ちを取り戻すことができない。

次男はずっと心配してる。

「だいじょうぶー??ママー、はやくいつものママに戻ってよー」

本田秀夫先生の「自閉症スペクトラムの子のソーシャルスキルを育てる本 思春期編 」をこないだ読んだ。
そこには、行こうと思っていたお店がやっていなかったら、パニックになることがあります的なことが書いてあったけど、まんまこれやん、わたし(笑)。
思春期ちゃうけど。

車で、とあるミニストップにさしかかったとき、次男が、

「ママー、あそこのミニストップで休憩するー?なんかデザート食べるー?」

と言った。
ここは、以前、絵画教室に向かう際、次男の感情が落ち着かず、(放デイから帰ってきた直後に出発となってしまって、気持ちが追いつかなかった)一旦、わたしが休憩をさせたところだ。
グリーンダカラを飲んで、ハイチュウを一緒に食べた。

あぁ、自分がこうやって気持ちを落ち着けたから、ママもそうすればいいと言ってるんだぁ、なんかすごく成長してるーー。それにやさしい。ありがとう❤️

そんなこんなで、車で自宅につく頃には、すっかり落ち着いたのでした。