もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

流浪の一日

土曜日は流浪の民だった。

というのは、土曜日に在宅しているのは、わたし、長男、次男の3人。
長男は、在宅しているときはとにかく誰かに依存する。
次男と遊びたがり、次男が嫌がってもお構い無し。次男を遊びに誘う。嫌がると次男にちょっかいをだす。その繰り返し。
次男は自分のやりたいこと、たとえばドラクエをしたり、絵を描いたり、があるし、一緒にウイイレで遊んだとしても、ミスしたら罵倒されたりどつかれたりする。
一緒に遊びたいわけない。

土曜日は、午後から次男の友達が遊びにくる、という。助かったー。午後はなんとかなりそう。と、午前中、とにかく長男を次男に近づかせないように、がんばった。
長男の部屋や長男の勉強のプリントを一緒に整理しながら、長男を引き付けた。

お昼ごはんをたべ、午後。
ところがお友達がこない。
長男のちょっかいが始まる。

次男に、

「ちょっとお迎えいってみよっか」

といって次男をなんとか連れ出す。

一緒にお友達の自宅に行ってみるものの、在宅しているようすがない。
ピンポンしても返答がない。

「きょう、約束したんだよね?」

と次男に聞くと、

「遊べそうなら行くって言ってた」

マジかー!!それ、関西人のいけたらいくわ、やん。行く気のないやつ。

「そっかぁ。おうちの用事があったのかもね。残念だったね」

「じゃあどうする?おうち帰る?」

「もう!!嫌なことばっかり!!いいこと全然ない!!」

「◯◯けーへんし、家にはおにいちゃんおるし!!」

あわわ、かんしゃく寸前。

「おにいちゃんとあそぶの嫌やんなぁ。どっか行く方がいい?じゃあ、このままどっかママと好きなとこいこっか。行きたいとこある?」

「うん。おにいちゃんと遊ぶの嫌。どこいこかなぁ」

と真剣に考え始める。

ああ、よかった。かんしゃく回避。

「ビショントレーニングあるから、1時間半くらいやけどホビーゾーンいく?それかビジョントレーニングの近くのカフェ行く?ビジョントレーニングに行くまで、ゆっくりしてそこでお絵描きとかしててもいいし、それか本屋さんは?」

という提案の結果、ホビーゾーンに行く事になった。

いったんわたしだけ自宅に帰り、車の鍵を持ち出し、ビジョントレーニングの持ち物を用意をする。その間、次男には車で待機させる。

長男は、

「友達おらんかったん?どっかいくん?もうビショントレーニングいくん?」

と聞いてくる。

「ビジョントレーニング行く前に、本屋さんよっていくから、もう出かけるわー」

と伝える。

長男にとっては、本は天敵、本屋は極力行かない場所なので、そういうと一緒にはついてこない。ホビーゾーンやイオンというと一緒に行くと言い出すかもしれない。

なんとか2人で出かけることに成功する。ホビーゾーンで次男はジグソーパズルを購入。この話はまた今度。

その後は、カフェでお茶をしてからビジョントレーニングへ。

ビジョントレーニングから帰宅する際、パパが帰宅して、ランニングに出かけるところに遭遇。パパが在宅していないとまた同じく長男のちょっかいが始まるので、わたしと次男は再び帰宅せず、お買い物にGO。

お買い物から帰ってくるとちょうどパパもランニングから帰ってきたところ。

ここで、めでたく流浪が終了しました。