もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

ゼロヒャク思考

うちの宇宙人たちには、ゼロか百しかない。基本的に。

百の集中力でやり続けるか、まったくなにもしないか。

「あ、適当にやっておきまーす」

言葉だけで聞くと、なんかすごく軽薄。
でも万事これくらいの精度でやるとくじけないし、折れないし、疲れないし、ストレスたまらないし、いいことだと思う。

あぁ、こういう風にやってほしいなぁ、なんて思う。

長男のサッカーだって、ゆるくやり続けようと思えばできたはず。痛いときは休む。がんばれそうなときは頑張る。愚痴を言いたいときは言う。疲れたときは休憩する。
でも彼はゼロヒャクの人。百パーで出来ないなら最初からやらない。

そういう性質が、いろんな局面で宇宙人にはあらわれる。


他のサッカークラブに子供を通わせてる方が言った。

「平日のナイター練習、全部はいかないよ。週2.3日くらい。ゆるいから休んでもいいし。だから塾も行けるよ」

マジで。そんなんでクラブとか入ってる意味ないやん。そんなんでサッカーやってるって言ってんの?

って思ってしまった。もちろん長男は、全部行く人だった。それに怪我で行けないと心にすごく罪悪感を持っていた。

適当にやれればいいのにって思ってるのになぁ。

結局、よく考えてみたらわたしにも宇宙人の血が流れているのです。