もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

そういえば次男、ご飯のとき席を立たなくなってる

何かと兄弟のことについて、いろんなところで話さなきゃいけない。

発達支援センター、学校、教育委員会、放課後デイサービス、病院。自ら行ってるんだから仕方ないといえば仕方ない。

どこにも相談せず、どこにも頼らず、ふたりともありのままにいればいい、ありのままの姿でいつか成長するわと思っておく自然体主義。もしくは放任。

で、いられるくらい自信と心の余裕があれば、どんなにか幸せだろうと思う。

でもわたしはそんな風になかなかどっしりと構えていられない。だからいろんな施設を頼る。そしたら毎度毎度、彼らについて説明しなければいけない。

とにかく面倒。説明が苦手だから全身汗びっしょり。だから彼らの取扱い説明書をつくっている。病院の診断書もウィスクの結果書も持っていく。でも口頭で説明しなきゃいけない。

こないだは、市役所の障がい福祉課でも説明した。担当者からの質問に答える感じで。発達障害特有の特性について一覧でもあるんだろう。それに沿ってたずねてくる感じだった。それにいちいち点数みたいなのをつけてる。

発達障害児の特性はいろいろあるから、もちろんすべてにあてはまるわけではない。でもそうやって聞かれると、ついつい「それはないですってなんかおかしいかな?」とか「それはないんです。すみません。」「全部にあてはまらなくっちゃだめなのかな」みたいな気持ちになってくる。「あの、うちの子は、奇声あげたりとか、同じ行動の繰り返しとかはしないんです、すみません」みたいな。

そもそも医者の診断書も出してるのに、なんで今さらここ(市役所障がい福祉課)でそんなこと答えなきゃいけないの?とか思っちゃう。

脱線した。

そのとき、気づいたのだけど、

「食事中に席を立ったりしますか?」

あ、そういえばしなくなってる!!以前は食事中でも気になったことがあったら図鑑を調べにいったり、席を立って踊ったり、とにかく落ち着かなかった。でも最近はご飯を自分がもういいと思うまで食べてから移動してるということに気づいた。相変わらず姿勢は結構だらんとしているけど、終わるまで座ってるわ!!

いろいろ聞き取りされて面倒なことも多いけど、成長してることに気づいたりして、うれしく思うこともありました、というお話しでした。途中、脱線したけど。