もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

学童

小学校の休校が終了し、通常の授業が再開した。

6月1日から分散登校、6月15日から通常授業。

そして、6月1日から次男の学童が再開した。

学童については、休業がはじまったときにすったもんだがあって、休業期間中は利用できなかった。

すったもんだについては、また今度書こうとおもう。

 

昨日のこと、次男は以前からお迎えに行ってもなかなか帰ってこない。

いまやっていることをすぐにやめて、帰る行動にうつるという切り替えが上手にできないという特性からやってくるもの。

 

5時にお迎えで、親は外で出てくるのを待っているというシステム。

待てど暮らせど帰ってこない。でももう3年目ですもの。こちらは慣れっこ。

新しいかわいらしい先生は、「ぜんぜん帰る用意をしないんですぅ・・」

と何回も伝えてくる。「だいじょうぶですよ~、待ってます」

そのうち先生が焦れてくる。「教室まで呼びに来てくれていいんですよ」

「あ、でも私が行っても一緒ですよ。」

 

そうなのだ、もう何年もトライし続けている。

無理やりひっぱって帰らす⇒大暴れ、大泣き、そのあとずっと不機嫌を引きずる。

はやく帰らないとアイス食べさせてあげないよと脅す⇒無視。

帰ったらゲームで遊べるよとやさしく懐柔⇒無視。

 

結局、自分が読みたかったところまで本は読むし、描きたかったところまで描いて絵を完成させる。

 

そのうち、違うちょこっと偉そうな先生まで出てきて、「5時になったら6、7時までお預かりの他の子供たちがおやつ食べ始めるんですよー。ビデオも見るし、ますます帰ってこなくなっちゃうんですよ。」という。

「そうなんですか。去年は、5時までの子供たちのクラスに入れてもらってたから、みんな帰るし、掃除も始まるから何とか少しは早く帰れてたんですけど。」

「5時までのクラスは今年はなくなったんですよ!5時まで利用なので、それまでに帰ってもらわないといけないんですよ!」

なんとか早く帰らせろという圧。5時までの分しかお金払ってないんだからと実はもっとはっきり言いたそうな雰囲気。

「あー、そうなんですか。でも保育園の時から全然帰ってこなくて、わたしもどうしたらいいか答えをもってないんです。」

ほんそにそう、こちとら保育園の時から数えたらもう8年近くもお迎えの時にストレスを感じ続けている。

むしろ逆に子供を見るプロなら教えてくれよ!!圧ばっかりかけてくんな!!

 

そうこうしているうちに次男がのんきにやっとご帰還。

 

「何とかしてくれって言われても、どうしようもないんです。わたし答えもってません。」と繰り返しお伝え。

「何とかしてくれとは言ってません!」

は???今なんと??何とかしてくれと言ってないなら、今の話し合いは何だったの?と頭の中はてなマーク。愚痴を聞かされてたのかしら。

 ん??今の状態を教えてくれてただけなんだろうと良いほうに理解して、

「じゃあ、次はがんばってもう少し早く迎えに来ます」

とお伝えして帰ってきた。

 

ほんといちいち時間のかかるわが子だ。ひとつひとつ時間をかけて理解してもらったり時間をかけて改善していくしか方法がない。新年度になったらまた最初からこの繰り返し。