もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

次男と犬山、レストランにて

モンキーセンターに行った日、引き続き、犬山城へ行くことにした。

犬山駅まで戻って、どこかで昼御飯を食べようと。
でも犬山駅が初めてなのでよくわかんない。
百貨店?みたいなのがあったので、そこに何かあるんじゃないかと思い、行ってみる。
1階にカフェがある。特におしゃれな感じではないけど。軽いお食事とかはできそう。パスタもある。次男はパスタが好き。
お昼ごはんとしては、うーん?という感じだけど。

「ここで食べる?」

と聞くと、次男が、

「うーん、お昼ごはんっていうのとはなんか違うような気がする」

お!同感。私見だけど、そういう感覚って大事にしたいと思う。

「そうだよねぇ」

そう思って見回すと、向かい側にレストランがある。
今度は、ビストロって書いてあるし、次男、いけるかなぁ?
ただでさえ子どもは、レストランには敬遠される。ましてやこの落ち着きのない凸凹さんである。
こちらも何かしでかさないかとヒヤヒヤする。
だから、今まで外で食事をするのは大抵ファミレスとか子ども歓迎のところ。
しかも偏食。食べられない野菜や味付けが多い。前菜とか食べれんの?
でも、

「こっちの方がお昼ごはんっぽい」

うん、まぁそうなんだけど。いける??

まぁ、ハヤシライスとかもあるしいけるか。えいやっと入ってみる。

時間が遅いこともあって、店内ほとんど客がいない。
奥の目立たないところに座る。

メニューを持ってきてくれる。

「ハヤシライスにしなよ。家で作るのより絶対美味しいで」

ハヤシライスは、前菜なし。複雑な味付けのやつ多分なし。

「えー、でもなぁ。ハヤシライスいらん。パスタとかないの?」

「ビストロやから、フランス料理やねん。パスタはない」

パスタ食べたかったなら、さっきのカフェいけばよかったやん!!

ハヤシライスを食べないなら、ランチのコースしかない。前菜+メイン+飲み物のやつ。
メインの中には、鶏肉がある。うん、もうこれにしろ。

「じゃあ、鶏肉やいたやつにする?」

「うん!じゃあそうする!」

お、解決。ハヤシライスよりちょっと高いけどまぁしゃあない。
わたしは、魚にする。

前菜。ひとつのお皿にたくさんちょこちょこいろんな種類のってるやつ。
次男にとっては初めて。

「おいしそうだねぇ、◯◯ちゃんはとりあえず食べれそうなものだけ食べー」

ミネストローネのようなスープやテリーヌのようなもの、お豆が煮てあるようなもの、レタスのサラダ、レンコンのサラダなど。
ようなもの、ばかりでごめんなさいね。わたしもあんまりわからなくって。

あ、でも意外と食べてる。雰囲気でなんかいけるんか?お腹がすきすぎていけてるんか?

家では絶対に食べないサラダのレタスを食べてる!!

あーーーー、お箸(お箸があった!よかった!)落としたりしないか、テーブルクロス汚したりしないか、めちゃドキドキするーーー。

次、メインのお皿。
鶏肉。ナイフとフォーク使うの危なっかしいなぁ。途中から代わってやる。
食べられる味付けだった。よかった。

美味しい!!
子どもと一緒だといつもファミレスとか回転寿司とか焼肉だったし、レストランは久しぶり。めちゃうれしい。

次男のお皿には、一緒に焼かれたお野菜ものっている。いろんな野菜。でも意外と食べてるぞ。カリフラワーも食べた!!
でもなすは食べれないみたいだ。代わりに食べてやる。美味しいよねぇ。焼いたなす。なんで食べないんだろう。

結論。意外といけた!!

ナイフ、フォーク、お箸落とさないか、服にこぼさないか、白いテーブルクロスを汚さないかは、ずっとドキドキする。
あと、話す声が大きい。椅子の上で落ち着きがない。

そこをうん、まぁ仕方ないよね、と許容できれば(わたしもお店もだけど)、十分楽しめます!!