ヘルプマーク
先日保健所でヘルプマークをもらってきた。
次男のリュックにつける。
次男はひとりで出掛けることはまだないけど、ゆくゆくはひとりで出掛けるようになることもあろう。
行き先にどうやって行ったらいいか、わからなくなったとき、間違えたとき、忘れ物をしちゃったとき、まず間違いなくパニックになるだろう。
そういうときの対応方法を今少しずつ学んでいっているが、それでもひとりで対処できずに、困ってしまうときもあるだろう。
そんなときのためのヘルプマーク。
今からつけんでもいいんちゃう?
そう思うかもしれない。
でもそれがついていることにだって、慣れなきゃいけない。
それがついている、なぜそれをつけているのかということを理解していることだって、必要。
自分や障害についての理解と受容。
助けてもらっていい。助けてもらうことは恥ずかしいことじゃない。
まぁ、そうは言ってもなかなか助けてもらえるわけじゃないだろうが、なぜそんなことになってんのか、というアピールにはなる。
小さいときから、
「何あの子?」
と白い目で見られていた。ような気がする。
町を歩けば、ヒーローになりきって、いつも空想で何かの敵と戦っている。
ショッピングモールでは、地べたを這いずりまわる。
車を見ると、避けるでもなく飛び出す。
どこでも大きな声でしゃべりだす。
独り言もいう。
こちらも「ちゃんと」させようと必死。もうへとへとになる。でもそんなことで「ちゃんと」できるような子ではない。
不思議ちゃんやねと思われるくらいならまだいいが、あからさまに非難の目で見られることも多かった。お母さん、何やってるん?みたいな。
そんなとき、リュックにヘルプマークついてたら、あぁそういう子なのね、と思ってもらえるかも。
はたして、それが良いことか悪いことかは、別として。