成長がゆっくり
発達障害児の成長は遅い。
そして、昨日できたことが、今日はできない、ということが多い。1歩進んで2歩下がり、さらに1歩下がって1歩進む。また1歩進むみたいに、進んでんだか、下がってんだか、よくわからない。
そんな毎日を繰り返し、結局、何だか常に同じところにいない?みたいな。いややっぱり少しは進んでるよ?みたいな。
さながら、ひくーい階段を、普通の人なら何段も一足飛びで昇れるような階段を、のぼったり降りたりしながら進んでいくイメージだ。
たとえば生活習慣においてだ。よい習慣を身に付けさせ、定着させることが非常にむずかしい。
だからいつまでたってもおなじことを誉めているような気がする。
「きょう、ちゃんと起きれたね」
「はみがきできたんやね」
「寝落ちせず、お風呂入って寝れたやん」
「朝ごはんたべれたね」
「服、はやく着替えられたね」
「決まった時間におふとん入れたね」
「宿題さっとできたやん!!」
などなど。
そら誉める方も飽きるで、しかし!!
なかなか誉めなくてもいいくらい定着してできるようにならない。
当たり前にできるようになってくれよ、そろそろ。
と思う。
「発達障害の子供の成長はゆっくりです。あせらず長い目で見守ってあげましょう」
と本にもよく書いてある。もう目がみみずのようになっちゃってます。
言うは易し、行うは難し、ですな。